防波堤が無ければ助かった?? | 関西でログハウスを建てる社長のブログ

防波堤が無ければ助かった??

津波の生産地である三陸沖を抱える、岩手県 宮城県には国の肝入りで世界的にも威張れる防波堤が有る。!!


特に岩手県の宮古市には高さ10mの防波堤が万里の長城の様に海沿いに出来ていた。 この防波堤を世界の防災担当者が見学して、さすがお金持ちの日本だと感心させていた。ニコニコ


ところがである。今回の東日本大震災では津波が10mの高さを軽々と越え、10箇所以上の集落を全壊させた。

この件に付いては国交省も大恥をかいたが、20mの防波堤作りは景観上も予算的にも無理だと思う。  今回の津波の規模は全く想定外だったろう。


ただ今更ながら思うに、もし防波堤が無ければ集落の人たちは高台に飛んで逃げるだろうから死者は今回の10分の1ぐらいで済でいたかもしれないのではと思う。ガーン


世界に誇れる立派な防波堤が有った為に、住んでいる人にも油断(安心感)が生まれた。

多分、私がもしあの地域に住んでいたら今頃は仏さんに成っていただろう。ドクロ


もし今後の防災対策を提案できるなら

天災を人間の浅知恵で防ごうと考えず、いかにして災害を少なくするかを考えた方が良いのでは。。。


例えば、堤防を作る費用で頑丈な7階建て以上のマンションを海沿いに建てれば、安心して海の見える場所に住んで、いざと言う時には屋上に逃げれば良い。

(大型船が津波で流され、建物に当たらないようにはしなければならないが・・・)


防波堤・景観・安心住居の一石三鳥。  

頭の良い代官様、これぐらいは考えてヨ~。ニコニコ