日本人の冷静さに世界は感動！

今朝の朝日新聞のコラム欄に東北の大災害に関する海外の報道について書かれている。

あるインド紙には同国大手企業の幹部が出張先の宇都宮市で生まれて初めての地震体験にすくみ上がったが、日本人は誰もパニックに陥らず外国人を避難場所へ手際よく誘導してくれた。「地震にここまで冷静に対処できる国は日本しかない」と書いた。

中国紙でも「日本人の冷静さに世界が感慨を覚えている」と報じ、各国の取材陣は被災者が少ない食べ物を分かち合い、怒号もケンカも起きない避難所の静けさや、甚大な被害を受けながら人々が節度を失わない事に感心している。

昨年の中米ハイチ地震では住民がスーパーから商品を勝手に持ち出したり、６年前、米ルイジアナ州がハリケーン・カトリーナに襲われた際には群集が店のドアを蹴破り液晶テレビやＤＶＤ，バスケットボール練習台までも盗んでいったが、日本では店が倒壊して商品が手の届く所に見えていても誰も盗もうとしないと、ニューヨーク・タイムズ紙の元東京市局長が語る。

もう一つ、海外メディアが注目している現象：　

日本では被災地であからさまな便乗値上げが横行しない。
しかも　人々はがまん強く列に並んで待っている。

米ハーバード大学のマイケル・サンデル教授も「日本以外ではまず考えられない。街が廃墟になっても人々は自制心を緩めず、結束している姿に胸を打たれた」と。

日本人の私達には普通で当たり前の態度が世界からは感嘆の目で見られるようだ。 　　

そう、みんなで復旧目指してがんばろう！