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ハイサイ\(^o^)/


写真の、左が龍一。右がオイラ。
後ろから顔出してるのが「おかん」のDAIちゃん。

先日コザの音市場での記者会見の時に、現地に向かう車の中で撮った一枚です(^^)


今日は、来たる2月22日那覇市「ロックイン沖縄」での「おかん」アコースティックライブを主催する仲間の龍一の熱い思いを届けたいと思います☆

なんで「おかん」なのか?その理由が、このメッセージに込められています。

長いので、二つくらい?に分けて掲載しますね。
是非読んでみて下さい!
(しかし、こんな長い文章、龍一よう書いたな~。素晴らしいね☆)


【龍一の思い(1)】

おかん沖縄3daysツアー初日 [かなの音-カナノネ-]
那覇市ロックイン沖縄で 主催させて頂きます龍一です。

注※
かなり長くて更にイベントに来たくなっちゃう告知文なので、イベントに来て感動したい人以外は読まない事をオススメします☆



初めてロックバンドおかんのライブに触れたのは
去年の6月 沖縄県の慰霊の日に伴い ジャックルーズのCHO-1さんが主催してくれた ツアーで
那覇市の桜坂にあるカラーズというお店でのアコースティックLIVEでした。
その時は ヴォーカルのDAIちゃんと ギターのYOU君 二人でのLIVEで

代表曲 [人として]をCDで聴いた事がある程度で、メンバーの顔も知らないままLIVEに行き

そこで見たおかんのLIVに圧倒されました。

音楽に感動したと言うより
ヴォーカルのDAIちゃんの命、魂が、自分の魂に命に 直接響いてくる様なライブ

お客さん10人程度の会場で全身で自分を表現し、捨て身で、目の前の人に想いを届ける。

目の前が何人だろうと、全身全霊で伝える!
その姿に引き込まれ
動けなくなって
自分の身体の感覚を無くし 5m前、真っ正面で唄うDAIちゃんの 胸のあたりから手が伸びて来て 心臓を鷲掴みされた様な感覚を今でも覚えています


カッコ良く見せたい
売れたい
いい歌を唄いたい

それよりも
届けけたい!!

それだけの姿を見て

本当のカッコイイってこうゆう事だ そう思いました。

みんな一生懸命生きてる

自分自身も一生懸命生きてきました

けど その一生懸命の上に あった

[必死で生きる]

そんな世界に触れた瞬間でした
世界が変わりました

一生懸命生きてない人なんて居ないと思うんです。

誰もが日々一生懸命生きていると思います

それに間違いはなくて

あの頃の自分とは全く別の世界 全ての瞬間を必死で、全開で生きているのが
[ロックバンドおかん]です

[Independent]
という曲の歌詞を少し紹介します

""
今 心の中に 君の声が聴こえるかい?
いつもその言葉に耳を塞いでないかい?
期待に応える事を気にし過ぎて 本当の気持ちに嘘をついてないかい?
自分に出来る事はこんなものと、限界作ってないかい?

失う事があってもいい
掴みにいくのだから
後ろ指さされてもいい
心の道標が指す方へ歩いて行こう

君の人生じゃないか
一度きりの命じゃないか
心の奥で声が聴こえたら
我慢しないでいい進めばいい

僕の命が終わる時
温かいベッドじゃなくて
雨に打たれ冷たい道端でも最高だったって言って死ねるよ

自分で選んだ道だから毎日がいとおしいよ

成功掴む事が大事
だけど 生きてるか
今を 生きてるか

自分に聞けよ!

お前それでいいのか
本間にそれでいいのか
ずっとずっとずっとやらずに
諦めながら生きるんか

自分信じられへん時は左胸に拳当てて
どんな時もその心臓が
頑張れ!って命送ってる

今 やれよ、やれよ、やれよ、やれよ やってやれよ!やれよ、やれよ、やれよ、想い切りやれよ!


君の人生じゃないか
一度きりの命じゃないか
心の奥で声が聴こえたら我慢しないでいい進めばいい
道の途中で少し疲れたら
立ち止まっていい、休めばいい
1人じゃ出来ない事があったならすぐに言えよ!
力になるから
君が思う程 君は弱くない
そんな僕だって強くはない
心の奥で声が聴こえたら未完成でいい 進めばいい

""""""
その後にこの曲が会場のみんなに届けられました

もう一曲紹介させて下さい
[あなたはあなたで大丈夫]

""""""
今まで頑張って来なかった訳じゃないけど 僕は 僕を信じられなくなった

描いた夢は今も 胸ポケットの中 だけど 何処にも見つからない 無くし物がある
誰かと比べたり比べられたり 僕には出来ない事が多過ぎて なんてちっぽけなんだろう。 涙 こぼれた
自分を否定する事が一番辛かった


無理に背伸びをして 作り笑いをして いつしか本当の自分さえ忘れてしまってた

抱き締めてあげて
ありのままのあなたを
抱き締めてもらって
不安な気持ちを

自分を信じて生きていく事は とてもとても勇気がいるけれど 必要としてくれる人が居た時 生まれて来た 意味を知った
あなたはあなたで 大丈夫。

誰かに追い付けない今を責めないで
一歩でも半歩でも 昨日を越えられたなら 良く頑張ったね と抱き締めて上げて
その先にあなただけの役割に出逢える

欠点というものは 君に欠けたものじゃない
僕らが大きく成りたいと思う為の 欠かせないもの

抱き締めてあげて ありのままのあなたを
抱き締めてもらって 不安な気持ちを

今の君が出来る事に ありがとうって 言えた時
きっと見つかるよ自分らしさ
想い切り自分を生きて行こう
あなたはあなたで 大丈夫。

"""""""""""

会場のお客さんの目からは涙がこぼれていました。

翌日も1日 ツアーを一緒に回らせてもらい
平和記念公園の慰霊卑でのライブ。

数十万人の 沖縄戦で無くなった方の慰霊卑が並ぶ広場 目の前はエメラルドグリーンの海。頭上には青空

きっと、戦時中も
この空と海は変わらず青かったんだろう。。
当時沖縄に生きてた人達は、この海や空をどんな想いで見ていたんだろう。。

そんな事を思わされる場所でした。


中央には噴水。

海を背にして
さわれない熱く焼けた真夏のコンクリートの上に裸足で立って
慰霊卑に向けて 即興で唄った おかんのLIVE、その時のメッセージを今でも覚えています。

"争いあっていた アメリカ 日本 犠牲になった沖縄
その子孫が 今 この島で出逢い 愛し会い 命が生まれ家族になり 暮らしている。そんな今の沖縄こそが[平和]で、あなた達のお陰で今ある命、あなた達が残してくれた、この島に今ある平和に感謝します"

そんな メッセージを 慰霊卑を目の前に 唄う姿に鳥肌が立ち 悔しさと嬉しさと感動が同時に込み上げて来ました。
米軍基地があるからどうこうでなく、ここにこそ愛があって、これを平和って言うんだ、だって争いあってた人達の子孫は家族になってるんだから。


そんな事、即興で唄うあんたが何よりピースだろ!



更に自分と同じ様に言葉を届けている伝動詩人えいた君。
彼も1つ上で
そのLIVEをバックに書き下ろしをしてたんです。


なんであそこで書いてんの俺じゃねぇんだろう。。

本当にめちゃくちゃ悔しかったです。

1つ歳上のアーティスト

この違い。

自分ちっちぇえ。。


そう思いました


本当にDAIちゃんがでっかく見えて

あの日、1日中涼しい顔して 心の中では拳を握りしめていました。


カッコ良すぎたんです

生き様が。


その2ヶ月後の8月24日

今回 vol.2 となった かなの音(愛の音)のvol.1が恩納村のビーチで開催される事が来まっていました。

イベントの主旨は [愛]

ここでの愛 は

良い、悪い
正しい、間違い
正義、悪
汚い、綺麗
器用、不器用
もの事をやる意味、価値

何かやるってなったら
いちいち利益だ
意味だの、やり方だの、
クソやかましいこの社会で、本当にやりたい事を出来ずに迷子になってる人がいっぱい居る。
そんな今、理屈なんかどーでも良くて

ただただ自分を表現して好きに生きてるアーティストの姿やメッセージをお客さんに届けたい

全ての人が生きたいように生きれる世界を創りたい

お前のまんま生きればいいじゃん。
そこにベストな形が生まれるから!
そんな想いを込めた[かなの音]というイベント


そのステージでおかんが唄う姿がふとよぎって
ワクワクしました


けど予算はなし。

マネージャーのCHO-1さんに相談すると すぐにメンバーに掛け合ってくれ

数分後のコールバックで返事はOK!!


6月沖縄で世話になったからそれだけの理由で沖縄まで来てくれたんです。



その瞬間関わる人にいつも気持ちで生きる事に命かけてる人達なんです。


8月24日当日は台風
前日の時点で予報は24日台風直撃、既に雨風が酷く
会場側からは中止してくれという連絡が2日前から来ていました


中止という選択肢は自分の中で無かったので

強引にお願いし結構させて頂きました。

付近のビーチは全て閉鎖

付近のイベントも全て中止
そんな中で迎えた当日の朝。


嘘の様に晴れた空
穏やかな風
静かな海
空には太陽


翌日おかんは大阪でのLIVEを控えていた為 絶対に飛行機に乗らなくてはいけないという事で 急遽おかんを一番最初の出演に変更

スタッフの数の方が多いんじゃないかって位お客さんも集まってない状態で

おかんメンバーは終わったら直ぐに飛行機の時間が迫っている。

そんな状況の中
ヴォーカルDAIちゃんの言った事

「龍一、スタート遅らそか。一番ええ状態で始めようや。20分あったら充分や。大丈夫。。最高のLIVEするから。」


10分遅れで始まったLIVE


一瞬で会場を巻き込んで

イベントのフィナーレの様な空気を創って お客さんの目からは涙がこぼれて、

おかんがステージから降りるまでの時間。


【20分】


僕は言いました。

DAIちゃん 大阪城ホールの告知してないやん

その時DAIちゃんが返した言葉は

「 俺等は今日 大阪城の告知しに来たんちゃうから!最後まで居れなくてごめんな。」

その日おかんの帰る車の周りには初めてLIVEを見たお客さん、おかんのファンが押し掛けて囲まれていました。

と言う話を最近聴きました。


だから会場に人いなかったんかい!って話です。


その日は見事に1日晴れ続けました。

勿論おかんだけでなく

関わった全ての人の想いや色んなお陰様があって起きた奇跡だったと思います。あの時関わって頂いた人達、に何も返せてないけど、本当に全てのお陰です。
ありがとうございます。


【龍一の思い2につづく。】


●おかんHP
http://www.rockband-okan.com/

●おかんFacebookページ
http://m.facebook.com/okan2013?refid=46&guid=ON