ahirururuのブログ

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パン作りの記録と黒いヒトとの日々

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11月と言っていたけれど、暇な時に下見に来ると思い作った図面をプリントしてサイズや詳細を書き込んで置いた。

念のためと思っての行動だったけれど役に立った!!

少し片付いた入り口や倉庫を見て、大工さんも大体のプランが見えたようだった。

 

出入り口の引き戸について、大工さんが建具屋さんに作ってもらおうと言った途端に夫が不思議なことを言い出した。

防犯的に作ったものはどうなのか・・・みたいな。蹴破れば板戸は壊れる・・・みたいな。

 

ベニヤ板で作る訳ではないし、おかしいなと思って大工さんが帰った後に聞いて見たら、最初のリビングのリフォームの時に仕切り戸を作った建具屋さんに不満があったらしい。

 

まあ、仕事中に「これからゴルフだから急いで帰りたい」みたいな事を言い、レール釘を紛失したのを私のせいにして、養生もせずに仕事をしてクズだらけになるのを私が掃除したゴミ袋をひっくり返され驚いたのを思い出したけれど。結局釘は本人が車に忘れていたようだったし、年寄りだからと私は呆れただけで、あまり気にしていなかった。

 

その頃はまだリフォーム初心者で自分からこういう戸を作ってくれと細かく言わなかったので押し入れもクロゼットも仕切りも全く同じ仕上げになってしまい、お客さんがどこから来たのか迷子になる結果となってしまったのだった(笑)。

今回は全てイメージがあるし、あれから10年経っているし、その後の障子風の仕切りなどは職人さんが直接来て見積もりをするので心配ないと思うのだけれど夫は不安になったらしい。

 

引き戸のオーダーについてネットで調べたものを見せて夫に安心してもらおう。

家族の同意や共感を大事にするのがリフォームの基本だものね。

 

 

以前から我が家のリフォームは工務店や住宅メーカーなどに依頼せず、大工さんと私の設計案で実現させて来ました。それは何より一番最初の雨漏りに続く母屋部分の和室や廊下だらけの姑の居室をリフォームするときに見積もりを工務店に依頼したことから始まっています。

2009年の夏、最初のリフォームの様子がこちら。

最初リフォームで調べて依頼した工務店の見積もり額は2件取って、どちらも要望はほとんど叶わない(窓を大きくしたい、部屋の仕切りも高く、床も天井もやり直したい)状態なのに、何故か600万円から700万円。

屋上防水を取り敢えず済ませて、リフォーム計画は宙に浮いてしまいました。

 

そこで、子供の頃から家族ぐるみで付き合いのあった大工さんに相談してみたのです。

すると、「良い大工さんがおるから、その人に相談して見なさい」と言って紹介されたのが、その時から今まで我が家の全てを知り尽くすこととなった匠なのです。

 

その時、私の思い描くプランを理解してもらい、このビフォーアフターが実現したのです。

beforeからの破壊

after

 

本当にしたいリフォームをしてもらえたので、金額は二の次ではありましたが、匠の請求金額はその予想をはるかに超えるものでした。半額以下だったのですから。

 

縁側には物干し竿が3本セットできる竿掛けを作ってもらいましたし、端には洗濯物を畳んだりアイロンを掛けたり出来る作業台も。押し入れは棚をすのこ状に2段と半分の奥行きの棚(クッションや予備のカバーを置くため)。クロゼットは下を解放、箱に区切りてっぺんに帽子などを置くスペースも作り完全オーダー。今も使いやすい事は変わりません。

 

今回も細かい部分を私の要望に合わせてオリジナルな仕様を工夫してもらったので、使い始めたその日から長年使い慣れたキッチンの様に動けることに感動しています。

 

今回も半額以下で収まっていると思います。完全オーダーのシンクと家具なのでそこだけは金額が張ります。

大工さんの金額はまだ清算していないので取り敢えずの入金額です。

1ヶ月以上かかっていますが、実質の日数は2週間ほどでした。

予算として私が用意していた130万では完全に不足なのですが、父からの生前贈与の今年分(夫婦に百万ずつ)があって助かりました。母から内緒で援助してもらう予定だったのですが、父が突然言い出して送金してくれました。

93歳の父ですから、生きている間に少しでも感謝されたいと思ったようです。それまでは死んだ時に「こんなに残してくれてありがたい」と思われたいから生きているうちにはやらない」と言い張っていたのですが(汗)

 

資金に余裕があって信頼できるリフォーム会社に依頼してパッケージプランを利用するのも方法ですし、長く付き合える大工さんを見つけるのも、プランを具体的に説明できるならひとつの方法だと思います。大工さんに依頼すると、バラバラの職人さんたちが入り乱れるので意思の疎通が重要になりますし、それぞれの日程を押さえねばならず日にちがかかる恐れがあります。

暮らしながらのリフォームは精神的にも体力的にも負担ですので、一旦仮住まいを確保して荷物を減らした状態で短期間で工事を済ますほうが楽かもしれません。その分の金額アップが最終的に倍と考えたらわかりやすいと思います。

 

私たちは還暦までに工事を済ませたいと考えていました。

色々なパワーがある間に断捨離を済ませて住宅の基本部分をリフォームして置こうと計画して段階を踏んでいます。

この数年で残りの部分(会社の不用品整理など)を済ませて、老後の暮らしが快適であるように進めていくつもりです。

 

この続きは玄関リフォームで!

 

 

11月の予定だから余裕はあるけれど、バタバタしたくないので構想を図面に落とす。

天井が構造そのままなので、断熱材を入れて天井板を貼る。

蛍光灯が剥き出しで味気ないのでライトを取り付け。スイッチの場所の見直し、コンセントの設置。

土間は防水の滑らない材料で敷き。

開口のステップと同じ高さで床を作ってタイルカーペットを敷く。

土間の奥行きって50センチで良いのだろうか。

もう少し広い方が良いかもだけど、入口を吊り戸にしてバリアフリーにすれば奥行きは階段からの80センチが加わるので何とかなりそうな気がします。外の通路を80センチは残して置きたいので。

ベンチを作って腰掛けられる収納に来客用のスリッパを。

入り口のドア壁にはバーを取り付けて傘を下げられるように。

前面収納には靴を全部と脚立を収納。

倉庫側は半分の高さまで壁にして上部はプラダンで仕切る。

 

見積もりを頼んでみましょう。