先週1泊釣行したばかりですが、家庭の事情で2週連続の釣行となりました。

宮ちゃん、車の調子が悪いと言うので、私の1台で行くことに。
今まで何十回も一緒に釣行してますが、1台で行くのは初めてです。

船橋で待ち合わせ、荷物を積み込み、3:30出発！
今回は頑張って荷物を減らしてきましたが、さすがに宮ちゃんの荷物を積むと、野村萬斎です。

途中、いつものコンビニと釣具屋で、人間のご飯と、魚のご飯を購入します。

本日の狙いは、

1.テンヤ：浅場から深場まで幅広く探ってみます
2.鯛ラバ：浅場から深場まで幅広く探ってみます。深場はオモリを足すつもり
3.冷凍イワシの泳がせ：得意の泳がない泳がせで、浅場はカサゴ、深場でオニカサゴをターゲットに
4.イサキ五目：オキアミをエサに、コマセカゴを使った五目釣り

ということで、テンヤ海老、冷凍イワシ3パック、食わせオキアミ、コマセオキアミ2kg、アミコマセ1kgと、いつになく大量購入です。

現地到着6:00。
仮眠する間もなく、準備開始です。
今回はふたりともバケットマウスは積みません。必要な道具のみ厳選し、バッカンなどに移し換えてボートに載せます。
そうです、可能な限り軽量化を図り、ふたり乗りでの滑走を目指すのです。

夜明と同時の6:40出船。

「いっちょ、どーぞ！」
と、宮ちゃんからの差し入れ。
普段こういうの飲まないのですが、気合い入れる意味でグイッと。

低回転時、特にアイドリングの時など、回転が不安定です。
ドルンドルンドルン、ボンッ！
ドルンドルン……ンドルン
みたいな感じです。
キャブの問題でしょうかね。
少し回すと普通に安定するんですが、今度は煙が出てきます。
不完全燃焼？

宮ちゃんをバウシートに座らせ、私がミドルシートに腰掛け、めいっぱいスロットルを開けますが、13km/h止まり。

宮ちゃんもっと前行けるかい？
あ、海へ落ちるね。人身御供だ。

やはり、滑走は今日も無理っぽい……
残念！

今回は南のエリアを広く探ってみます。
風、波は少々ありますが、かなり穏やかそう。
水温は16℃前半。活性の方が心配です。

しばらくボートを進め、むかーし大きなカサゴを多数釣った、通称「カサゴマンション」を目指します。
が、プロッターのどのマークがそれか分からず、辿り着けません。
仕方なく、定置網の沖で、この辺とおぼしき所から仕掛を落としてみましょう。
水深は30m台です。
北北東の風で、ボートは南南西に0.5km/hで流されます。
まずはテンヤだな。
うまい具合に潮が同調しているようで、仕掛は真っ直ぐ下に落ちていきます。
釣りやすし！

しかし、アタリはサッパリ。
定置に近付きすぎないように、少しずつコースを西へずらしながら、ボートを入れ直します。

ダメ！
反応も出ないし、アタリもない。

少し深場へ行きましょう。
北側は水深600mまで落ち込むダイナミックな地形ですが、今日はライトな深場狙いですから、まずは80mダチからスタート。

いつもは100号負荷のビシ竿にセットしてある電動リールをライトの６：４万能ロッドに付け替えて使用します。
片テンビンに50号のオモリ、オニカサゴ的なシンプル2本針仕様にしました。
ただし冷凍イワシをエサにするので、ヒラメ用の親孫タイプの針を使います。ハリスは5号50cm。

最初のヒットは宮ちゃん。

かわいいユメちゃん。
リリースです。

ボートは80～130mまで起伏のあるコースを流れます。ドテラですが、キレイに真下に落ちてくれるので、とても釣りやすい。
しかも0.5～0.7km/hで、ゆっくりと流れてくれるので、じっくりと探れます。

着底したら、エサが馴染むのを待って、一旦30～50cm巻き上げます。
しばらく待ってアタリがなければ、巻き上げスイッチオン。3mほど上げたら、再度落とし直し。の繰り返しです。

何度目かの落としから、巻き上げをしたところで、ガンガンガンと竿が叩かれます。
ラッキー！ちょうど巻き上げのタイミングで食ってきたみたいです。

いえーい。本命オニさん。
小さいですけど。24,5cmといったところ。

ちなみに本日のお風呂杯は、カサゴ対決。
カサゴ、オニカサゴ、アヤメカサゴ、ウッカリカサゴ、ユメカサゴなど、カサゴ類の最重量対決。
ただし、あんまりチビッコで勝った負けたも大人げないので、700g以上という下限値付きです。
それに満たないサイズはノーカウント。
狙うは2kgクラスのオニカサゴ！そんなでかいのは釣ったことがないですけど。

小さいながらに、ひとつ本命が出たことで気を良くした私。
次も巻き上げのタイミングでアタリです！
ん？ひょっとして、フワフワ漂ってるエサがスーーッと持ち上げられることが食わせのアクションになってるのかもしれません。

そして、先程よりも一回り小さいオニを追釣。もちろん700g未満ですが、嬉しい1本。一応キープしておきます。

ここまであまりアタリもなかったのですが、パタパタッと食いが立ってきた感じ。
見ると、潮の上げ止まりです。
上げ止まり、下げ止まりの前後は活性が上がりますね。チャンスタイム。

そして、アカボラとか釣ってた宮ちゃんにも、

かわいいオニちゃん。
ポツポツ拾い釣りですね。

そして、やや深めの130mダチの中層25mに反応が出ました。
む？これは……

ちょうど上げていたイワシエサの仕掛を投下し、反応が出てるタナで止めてみます。

グングン！と元気なアタリ。
サバっぽいです。久しぶりじゃない～？

ゴマですかね。
この子、目が怖い(笑)
食用にはやや小さめの、エササイズ。
群れはすぐ過ぎ去りましたが、ふたりで4本ほど揚げました。

少しずつ西へ西へとボートを進め、洲崎の灯台がかなり近付いてきました。
ふだんあまりこっちの方まで来ないので新鮮です。

宮ちゃんがコマセをやりたいとのことで、少し浅場へ戻します。
プロッターを見ると、いかにも魚が着いていそうな○○○根がすぐ近くです。
水深20～30mにかけた斜面にある根です。
28mダチに差し掛かったところで、ピピピと魚探反応。
底から5mの範囲で帯状に反応が出ています。これはコマセにいいんじゃない？
アジとかイサキっぽいよ！

オキアミを食わせにして、コマセ釣りをしていた宮ちゃんに、一際明確なアタリ！
「これは鯛ではないですか！？」
なんて、自分でハードルを上げております。

角のある鯛を初めて見ました～、なんて(笑)
でかいウマヅラでしたー。
これ以外にも宮ちゃんはウマを2枚揚げていました。

見よ！この凪の良さ！
冬シーズンに一度あるかないかの凪です。
反して活性はイマイチですが……

宮ちゃん、こんなんも出ました～。
イケスの中で、エドはるみばりにグーグー言ってました。
他にイサキを数尾。ひとつは尺イサキでした。おいしそー！

私もやったんですよ。コマセ。
イサキが釣りたくてウィリー仕掛を試してみましたが、これが完全に不発。
笑うくらいダメダメでした。
ウィリーに無理やりオキアミを付けたりしましたが、食わんかったですねー。何でだろ？

粘りましたねー。
日の入りは16:53。16:00まで頑張りましたが、めぼしい釣果がないまま終了～。

男泣きで夕日を背にします。

釣果はアレでしたが、ポイント開拓は重要ですね。
またこれからもこちらのエリア開拓を続けたいと思います。

片付けを終えた頃は、さすがに真っ暗でした。遊びすぎ。
そしてまず向かったのは、

洗車場。
一度来たかったのです。
日頃キチンと洗ってあげられないさぶろく丸の洗車ならぬ洗船？です。
カートップしたまま、高圧のハンドガンで、ブシュシュシュ～～！と、外も内も洗浄。
シャンプーがいいですよね。
汚れが落ちてるのが分かります。
ついでに車もブシュシュシュ～。

宮ちゃんにも手伝ってもらって、完了。
最後すすぎの水が足りなくて、車に洗剤が残りましたが、走ったら落ちるでしょう。

毎回とは言わないですが、時々はこうして洗ってあげようと思います。

フルバックがポジションのラグビー選手ではありません。宮ちゃんです。
保田のばんやの湯で冷えと疲れを癒しましょう。
土曜の割に空いてました。
ぬるめの湯が心地よく、本気で湯船で寝てしまいました。ガクン！って漫画みたいにお湯に顔突っ込んだりして。

反省会は君津の丸源。
期間限定の担々麺がもう間もなく終了するってんで、それを食べるつもり満々だったんですが、「好評につき前日に完売しました！」なんてメルマガが来て、ガックリきたところでした。
しかし、モードは簡単に切り替えられず、結局定番の肉そばを食べました。

宮ちゃんを船橋で降ろしたあと、急に睡魔に襲われてコンビニで爆睡。
帰り着いたのは2:00過ぎでした～。
参った参った。

あー、そろそろブツ持ち写真を撮るくらいのが釣りたい～！サメ以外希望。

あれ？鯛ラバするの、すっかり忘れてた！

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16/1/16(土)館山湾