小泉進次郎議員、強行採決、三反園氏、三宅雪子議員、エジソン? | あはれ

小泉進次郎議員、強行採決、三反園氏、三宅雪子議員、エジソン?


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昨日12日の衆議院内閣委の強行採決を伝えるテレビ朝日のやじうまプラス。新聞報道などは、民主党の目指す国家公務員人件費2割削減に懐疑的な記事が多かったのですが、コメンテーターの三反園訓氏は、法案の中身はそっちのけで、どっちもどっち的なコメント。今回の強行採決では、野党側が修正案も出して審議重ねてきたのだから、評論家として、強行採決をどっちもどっちで終わらせるのはどうも…。

その強行採決の時に、エビ反りに転んだのは民主党の新人、三宅雪子議員とのこと。三宅議員のtwitterなどを見ますと、委員長席に行こうとした自民党の甘利議員と接触事故となったと。三宅議員はご愁傷さまでございますが、これで「甘利議員は酷い!」みたいに非難する人もいます。

でも、甘利議員は内閣委の委員。三宅議員は所属委員でもなければ、この日に代替で委員になっていたわけでもなく単なる強行採決の応援にきていただけだったようです。甘利議員が本当に突き飛ばしたかどうかはわかりませんが、所属委員の行動を、委員じゃない人が邪魔してよいのだろうかとも思います。

自民党が何かと注目を浴びる小泉議員を質問者の最後にして与党の強行ぶりをアピールしたみたいな意見もありますが、これも同じで小泉議員は内閣委員会所属でこれまでも公務員法改正案の審議を積み重ねてきてますので、イチャモンレベルかなぁと。もし郵政改革法案で強行採決が行われ、そこで最後に質問に立ったのが小泉議員であれば、それはもう“狙っている”と言われてやむをえないとは思いますが…。


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強行採決に猛抗議/公務員法の改正審議
2010/5/13 やじうまプラス@テレビ朝日

アナ「次に強行採決に小泉進次郎議員が猛抗議しています」

小泉「(昨日の内閣委)もう一度やればいいじゃないですか」

田中委員長「お諮りいたします。小泉くん。時間が大幅に…○□△×、皆さん、小泉くんの質疑はこれにて終結をさせて頂きます」

小泉「きょう採決するような法案じゃないですよ!」

アナ「国家公務員法改正案の審議が行われた衆議院内閣委員会。政府案が公務員の給与改革に触れていないのに対し、自民党など野党は人権費削減のため給与を引き下げられる法律を作るなど対案を提出。修正協議に応じるよう求めましたが、与党側は採決を強行しようとし審議が紛糾しました」

小泉「民主党のマニフェスト 総人件費の2割カット。これのやる気が疑われるんですよ!」

アナ「審議の続行を求める小泉議員。しかし結局」

委員長「質疑を打ち切ります」

小泉「おかしい!おかしい!」

委員長「(小泉議員が抗議し続ける中)質疑を終局することとし、賛成の諸君の起立を願います。起立多数」

アナ「法案は衆議院をきょう通過する見通しです」

小泉「(委員会終了後)まだまだ議論が尽くされていない論点が多くあるのに、それを結局議論しないまま終えたこと。いつまで、こういう姿を国民に見せるのか」

アナ「委員会の採決は大変な紛糾ぶりをみせたのですが、三反園さん。やっぱりここでも、この人が存在感を現しましたが」

三反園「やっぱり自民党も考えて、こういう場面で小泉進次郎さんを全面に出したということなのでしょうね。ただその、今日の新聞の中で衝撃的な写真なんですけど、相変わらずこんなことやってて、民主党の女性議員がですね、飛ばされてこんな形で転んでいるわけですよね」


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アナ「三宅雪子さんですよね」

三反園「そうですね。相変わらず国会では採決強行みたいなものをやっているなぁと思うんですけど、やっぱり与党としては国民のためによりよい法案を作るために、野党の人達の修正にも耳を傾ける、そういう姿勢が大事だと思うんですよ。また、野党の人達もただ単純に審議引き延ばしではなくて、柔軟に対応して、国民のためによりよい法案を作るというね、そういった努力をお互いにすべきですよね。そうしないとこういうことが起こるわけですから。昔発明王のエジソンが最初に発明したのは何かというと機械式の投票機なんですよ。押しボタン式の。それを導入した方がいいですね。そういったことをしないのであればですよ」

アナ「永田町トリビアですね」

三反園「そうしたら転んだりとかですね。ネクタイを千切られたり、シャツを千切られたりということはしなくて済みますよね」