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『 シルビアのいる街で / 73点 / EN LA CIUDAD DE SYLVIA 』 2007年 スペイン/フランス 85分
映画に於ける美しさとは何か？
【 満足度 】★★★★★★★☆☆☆（73点）
【オススメ度】★★★★★★☆☆☆☆（60点）
◇フランスの古都ストラスブールを舞台に斬新かつ野心的な手法で綴る異色作。かつて愛し合った女性の面影を求めて想い出の街をひたすら彷徨う男の姿を、技巧を駆使し、静謐かつ詩的な音響と映像で描き出す。監督はスペインとフランスで活躍する俊英、ホセ・ルイス・ゲリン。初上映となった2008年の東京国際映画祭では、スペインの巨匠ビクトル・エリセ監督が強力に推薦したことで映画ファンの注目を集めた。
ある朝、ホテルの一室を出た男は地図を片手に街を歩き出し、カフェで腰を落ち着かせる。そこで目に留まったひとりの女性客。だが声を掛けるものの、無視されてしまう。翌日、演劇学校の前にあるカフェ。店の奥に座り、客を観察しながらノートにデッサンを描く。やがて、ガラス越しに美しい女性の姿を認め、カフェを出た彼女のあとを追う男だったが…。。[ツタヤディスカス]
【感想】
マイナーホラー映画を観るのに忙しくて（え？）、なかなか順番がまわってこなかった『シルビアの街』をやっと観ることが出来ました！
視線と音の映画ですね～♪
まぁ、こういう映画なので、「傑作ですよ！オススメですよ！」とはなかなか言えないっすけど、非常に面白かったですね♪
一応、レビュータイトルは、ぶち上げてみましたが、大したこと書きませんので、細かいツッコミはナシでお願いしますｗ
◇◆◇
映画の美しさって物語性（時間の流れ、動き）の中にあるっつーことが、シンプルに表現されてる、非常に「映画」らしい「映画」っすね（（φ（・д・。）
画と音を時間で切り取った中に美しさを見出してる映画っつーのは、やっぱ魅入ってしまうっすねヽ（ ´ ▽ `）ノ
映画は、コマとコマの間にあるんで、たくさんのコマを繋ぎ合わせて動き始めることで、初めて映画となるんですな～ヽ（ ´ ▽ `）ノ
それがわかってる映画やからこそ、16ｍｍフィルムで切り取られたこの画が、こんなにも美しく、映画の中に存在するんですな～ヽ（ ´ ▽ `）ノ
なぜ、こんなにも青いコンセプトのシンプルなストーリーの映画やのに、こんなにも魅入ってしまうかというと、それは、すなわちコレが映画であるからなのですｍ９（°∀°）
でまぁ、そんな本作は、主人公のひょろっとした美青年（？）が、シルビアを探して街をふらふらと歩くのにあわせて、人の映画になったり街の映画になったりと、「人の映画」と「街の映画」の間をふらふらと行ったり来たりするのでしたヽ（ ´ ▽ `）ノ
そして「映画らしい映画」のまま美しく幕を閉じるのです。←全く意味わからんやん☆（゜o゜(○=（ ゜-゜)ｏ
◇◆◇
ということで、わけのわからんレビューですが、そんな映画でもあるのでＯＫでしょう！←
一般的な娯楽映画とは違うので、オススメするのは気が引けるけど、ジャンルはラブコメなので（え！？）案外、だれでも楽しめるかもしれません←ウソツケ！
個人的満足度 ７３点！ オススメ度 ６５点！
↓予告編はこんなんです↓
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