やっすいPVとぺらいTVドラマがラストシーンで映画に変わる!
『 バーレスク / 74点 / BURLESQUE 』 2010年 アメリカ 93分
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【満足度】
★★★★★★★☆☆☆(74点)
そんなに素晴らしい作品でも無いけど、映画はラストシーンがどれだけ大事かわかるっすね!
【オススメ度】
★★★★★★★☆☆☆(75点)
まぁ単純な映画ですが、やっぱ音楽の力は大きい!前半をガマンすればラストは結構爽快!
【内容】
□スターを夢見るヒロインとショー・クラブの再生を目指す人々が織りなす人間模様を華麗なステージ・パフォーマンスとともに描くエンタテインメント・ミュージカル・ドラマ。主演は「月の輝く夜に」のシェールとこれが映画デビューの人気シンガー、クリスティーナ・アギレラ。共演にクリステン・ベル、スタンリー・トゥッチ。監督は俳優や脚本家として活躍し、これが長編2作目のスティーヴン・アンティン。
◇かつては栄華を誇った大人のためのショー・クラブ“バーレスク”も、いまや客足が衰え経営難に陥っていた。伝説のスターにして現オーナーのテスは、舞台監督のショーンとともに再建に尽力するが、すべては新たなスターの誕生にかかっていた。そんな時、アイオワの田舎町からスターを夢見て単身ロサンジェルスへとやって来た少女、アリ。彼女は偶然目にしたバーレスクの華麗なショーに心奪われる。そして、どうにかウェイトレスとして雇ってもらい、ステージに立つチャンスを狙う。やがて、その歌唱力とダンスの才能がテスにも認められ、ついにスターへの階段を上り始めるアリだったが…。【allcinema】
【感想】
さて、今回も無料パスポートでクリスティーナ・アギレラ&シェール競演の『 バーレスク 』を観てきました!
けっこー良かったっすね(°∀°)b
まぁ単純な話やし、ほとんどPV状態やし、恋愛部分なんてペライ昼ドラレベルやけど、ラストシーンが素晴らしいんでなんとなく良い映画な感じになっとるっすねー(」°□°)」<褒めとるんでっせ!
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【ネタバレしてないつもりですけど、展開のネタバレになってるかもしれません】
前半はかなりたるくて、特にバーレスクでのアギレラの歌声をかなり引っ張るので、なんの魅力も無いペラい昼ドラレベルのドラマが延々と続くというかなりのグダグダ加減なんすけど、そのグダグダが良いフリになってその後のアギレラのシーンを惹きたててるんすね(°∀°)b
でまぁそこから一気に盛り上がるかな!?って思わせといて、またスローペースなペラいドラマが延々と続くんすね・・・この焦らし方がハンパ無くて、延々と焦らして焦らして焦らして・・・それをフリとして、ラストシーンで魅せる方法をとってるんすなー(°∀°)b
アギレラの歌声や、シェールのソロシーンなど、中盤も見せ場はあるんすけど、あくまでも飽きさせないための繋ぎであって、結局のところ、ラストシーン以外は、やっすいPVとペラい昼ドラだけの映画に仕上がってしまってるんすけど、そのやっすいPVとペラい昼ドラがあキチンと伏線としてあるからこそ、ラストシーンが素晴らしいものになってて、そこで初めて映画として完成してるんすねー♪
ラストシーンだけではただのPVやけど、それまでのぐだぐだともいえる90分間があることで、ラストシーンが映画として成立してるんすね!!!
うーん~なんか同じようなことを延々と書いてるぞ?伝わってるんかな?これ?
まぁ簡単な話、ラストシーンが素晴らしいんで、最後までガマンして観てあげてね!っつーことですなш(`∇´*)ш
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ラストの力技だけの映画なんで、素晴らしい映画とはいい難いんやけど、最近の音楽映画ってどうしてもこうなってしまうんで、しゃーないちゃぁしゃーないとこなんかなー・・・
ラストシーンにシビレタのは間違いないので、十分オススメできるレベルにあると思います♪
個人的満足度 74点! オススメ度 75点!
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↓こういう舞台でのお話
↓青春ものでないと歌ものは成立しなくなってきてる・・・
↓本物が2人居てるというのは、この映画の最大の強み
↓脇を固めるねー
↓声(人)頼みの演出やけど、それすら無い作品も多いことを考えると良く出来てるともいえる
年末年始に観た映画の中では、「バーレスク」と「ロビンフッド」が良かったかなー♪
ミニシアター系では、断トツ「キックアス」やけど♪