扉をたたく人 / 75点 / THE VISITOR | ゆるーく映画好きなんす!

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邦題が素晴らしすぎるやないか~!これはまさに扉をたたく映画だ!


『 扉をたたく人 / 75点 / THE VISITOR  』 2007年 アメリカ 104分

監督: トム・マッカーシー
製作: メアリー・ジェーン・スカルスキー

マイケル・ロンドン
製作総指揮: オマー・アマナット

ジェフ・スコール

リッキー・ストラウス

クリス・サルヴァテッラ
脚本: トム・マッカーシー
撮影: オリヴァー・ボーケルバーグ
プロダクションデ
ザイン:
ジョン・ペイノ
衣装デザイン: メリッサ・トス
編集: トム・マカードル
音楽: ヤン・A・P・カチュマレク
音楽監修: メアリー・ラモス
出演: リチャード・ジェンキンス /ウォルター・ヴェイル

ヒアム・アッバス /モーナ

ハーズ・スレイマン /タレク

ダナイ・グリラ /ゼイナブ

マリアン・セルデス

マギー・ムーア

マイケル・カンプステイ

リチャード・カインド

アミール・アリソン

【満足度】

★★★★★★★☆☆☆(75点)

複雑な事柄をどれだけシンプルに心に届くよう伝えるか?素晴らしい音色(リズム)と共に届けるのだ!


【オススメ度】

★★★★★★★★☆☆(80点)

もうそろそろ起きないといけない!自分たちは無駄に時間を過ごしすぎたのかもしれない・・・。


【内容】

□初老の大学教授と移民青年との心の交流を描いた感動ヒューマン・ドラマ。妻を亡くして以来、心を閉ざす孤独な男が、ひょんなことから出会ったジャンベ(アフリンカン・ドラム)奏者との友情を通じて次第に本来の自分らしさを取り戻していく姿を、9.11以降非常に厳格な措置を講ずるようになったアメリカの移民政策を背景に綴る。監督は俳優としても活躍し、これが監督2作目となるトム・マッカーシー。主人公を演じたベテラン俳優リチャード・ジェンキンスは、本作でアカデミー賞主演男優賞ノミネートをはじめ各方面で賞賛された。

◇コネティカット州の大学で教鞭を執る62歳の経済学教授ウォルター。愛する妻がこの世を去ってから心を閉ざしたまま孤独に生きてきた彼はある日、学会出席のためニューヨークへ赴く。そして別宅のアパートを訪れると、そこには見ず知らずの若いカップル、シリア出身の移民青年タレクとセネガル出身の恋人ゼイナブが滞在していた。しかし、彼らはこの時はじめて詐欺に遭っていたと知り、グリーンカード(永住許可証)を持たないために警察沙汰などで国外追放になるのを恐れ、素直に去っていく。だが、あてのない2人を見過ごせなかったウォルターは、しばらくの間この部屋に泊めることに。そのやさしさに感激したジャンベ奏者のタレクからジャンベを教えられ、友情を育んでいくウォルター。ジャンベをたたく楽しさを知った彼は再び生きる喜びを見出し、閉じていた心の扉を開いていくのだが…。allcinema


【感想】

これも行こうと思いながら忙しくて映画館に行けなかった『扉をたたく人』を観ました♪

ふむふむ・・・この邦題は素晴らしいっすねー!!!正直ジミーな作品やけど、間違いなく心(感情)をノックされるっすねー・°・(ノД`)・°・

□■□■□

ここまでやさしく扉をたたく映画が今まであったやろか?

オープニングからしばらくは、たたくどころか扉にそっと触れる程度・・・冷め切った心が解けるように温もりを伝えてくるだけ・・・

少しずつ少しずつ心を暖めて"人間として生きる"ことで初めて喜びや楽しみが生まれることを伝えてくれる・・・そして人間として生きているからこそ、怒りや哀しみがあることを教えてくれる・・・

そこから逃げることは生きていることにはならないんだと・・・

□■□■□

誰もが解っている"生きる"ということ・・・人間として生きるということ・・・

声高に叫ばれると、そんなんわかっとるわ!って突っぱねたくなるけれども、ここまでやさしく伝えられると、少しがんばってみようかという気にさせてくれる。

個人的満足度 75点 オススメ度 80点



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映画を観終わった後に、一番下の画像を観ると、それだけでちょっと泣けてきます・°・(ノД`)・°・