さすらい / 75点 / IM LAUF DER ZEIT | ゆるーく映画好きなんす!

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映画には"真剣に観なくてもいい傑作"っつーのが存在するのです!


『 さすらい / 75点 / IM LAUF DER ZEIT 』 1975年 西ドイツ 176分

監督: ヴィム・ヴェンダース
製作: ミヒャエル・ヴィーデルマン
脚本: ヴィム・ヴェンダース
撮影: ロビー・ミューラー

マルチン・シェイファー
音楽: インプルーブド・サウンド
出演: リュディガー・フォグラー

ハンス・ツィッシュラー

リサ・クロイツァー

ルドルフ・シュントラー

【満足度】

★★★★★★★☆☆☆(75点)

今はもう撮ることができないタイプの映画やろし、できたとしてもそんなに魅力的にはならんやろね~・・・


【オススメ度】

★★★★★★☆☆☆☆(60点)

いやだってむっちゃ長いし!今の映画とはかけ離れた映画なんでオススメはし難いっすね~


【内容】

□ヴェンダースの“ロード・ムービー三部作”の最終作(といっても、彼の映画はその後もみなロード・ムービーだが)。とにかく長いが、たゆたうような時間は快い。なにしろ、本作で描かれるのはまさに“映画の旅”。映画作りの旅でなく(それは「ことの次第」で描かれている)、映画“運び”の旅。物語の担い手は、映画館を巡回して映写機を修理して廻り、観客のもとに映画を運び届ける男。その彼に不思議とつきまとうかつての恋人と、逃れようとする男のロード・ムービーである。実際に旅する中で物語を形作っていく即興演出の妙は、ジャック・リヴェットの映画とも相通ずるが、ヴェンダースの旅は、幾度となくさまよいながらも向かう先はあらかじめ定められている旅、という気がする。その最終地点は、彼の敬愛する小津的に言えば“無”ということになるのかもしれない。allcinema


【感想】

アントニオーニ監督の「さすらい」を観たら、無性にヴェンダース監督の「さすらい」も観たくなったので再鑑賞しました♪

うんうん、やっぱ素晴らしい♪長い映画に否定的な自分なんすけど、この映画に関してはこの長さであるからこそ素晴らしいやんと言っておきましょう(°∀°)b

無駄に長くて、無駄に何も無いシーンがあるからこそ、この映画は自分にとって存在価値があるのです♪

□■□■□■□■□

ストーリーはあってないようなもんです(((((((ノ・д・)ノ


おっさん2人がただただ旅(?)をしてるだけ。。。


何が起きるわけでもなく何が起きないわけでもない・・・


そこに映し出されるのは、少し斜めからみただけのありふれた日常・・・

観客は真剣にストーリーを追う必要は無いし、真剣に何かを理解しようとする必要も無い・・・


ただただ音楽を聴くかのように映画を眺めて、映画を起点に物思いに耽ればええんよね♪


自らの思考の迷路に迷い込んでしばらく戻ってこなかったとしても、全く影響がないのがこの映画の素晴らしさやからね(°∀°)b

まぁゆーたら、170分中120分寝てたとしても別に影響は無い映画っつーてもエエかもね!←さすがにあかんやろって!?

□■□■□■□■□

っつーことで、そーゆー傑作映画です(((((((ノ・д・)ノ

ほとんどの人がわけわからん文章やと思いますが、ごくごく少数の人に激しく共感してもらえるやないでしょうかш(`∇´*)ш

個人的満足度 75点! オススメ度 60点!


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ぶらぶらとフ○チ○のシーンや、野○ソのシーンが出てくるなんつーのはナイショですш(`∇´*)ш