細やかなエピソードまで心地の良い、秀逸な脚本の名作サスペンス映画
『 サブウェイ・パニック / THE TAKING OF PELHAM ONE TWO THREE 』 1974年 アメリカ 100分
監督 : ジョセフ・サージェント
脚本 : ピーター・ストーン
出演 : ウォルター・マッソー、ロバート・ショウ、マーティン・バルサム、ヘクター・エリゾンド、アール・ハインドマン、ディック・オニール、ジェリー・スティーラー、トニー・ロバーツ、リー・ウォレス、ドリス・ロバーツ
☆英国アカデミー賞/助演男優賞ノミネート・・・マーティン・バルサム
【満足度】
★★★★★★★☆☆☆(76点)
MRグレイ!MRグリーン!カラーで呼び合うのがカッコエエ!あの作品はこの映画が元ネタやね~
【オススメ度】
★★★★★★★☆☆☆(70点)
後の作品に影響を与えすぎたんで、どっかで観たことあるようなありきたり感がしてまう人も多いかも。。。
【内容】
ニューヨーク地下鉄構内で、今、ありえない大事件が発生した。ローカル線ペラム駅を発車した123号が4人組の男にハイジャックされ、17人の乗客と車掌一人が人質にされたのだ。ハイジャッカーは首領株のブルー(ロバート・ショウ)が管制センターとの交渉に当り、グリーン(マーティン・バルサム)、グレイ(ヘクター・エリゾンド)、ブラウン(アール・ハインドマン)の3人が見張りに立っていた。午後2時13分、ブルーは管制センターに要求を伝えた。「少額紙幣で100万ドル。期限は1時間で、それを過ぎた時は1分に1人ずつ人質を射殺する」。地下鉄公安局警部補ガーバー(ウォルター・マッソー)は、人質保護のため警官隊に発砲はおろか姿を見せてはならぬ、犯人を刺激してはならぬと厳命した。地下鉄は全線麻痺し、駅々の出入口は閉鎖された。一方、ニューヨーク市々長(リー・ウォーレス)は犯人の要求に従い、100万ドルの支払いを承知した。残された時間はあと26分・・・。goo映画
【感想】
トニー・スコット監督、デンゼル・ワシントン&ジョン・トラボルタ主演でリメイクされるっつーことで、サスペンス映画の傑作『サブウェイ・パニック』観直してみました
なんつーか、なんともオサレ(粋)な娯楽作品やね~
ハリウッド王道娯楽映画とはぜーんぜん違て、フィルム・ノワール~ヌーヴェルヴァーグ~アメリカン・ニューシネマを経由してきた結果の王道娯楽映画っつー感じやね
・・・って判りにくいって?
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地下鉄をジャックするという奇抜な設定でありながら、細部まで調べ上げてある為の納得できる設定
名前がわからぬように、グレイ、グリーン、ブルーとお互いをカラーで呼び合う犯人グループ
たまたま地下鉄を見学に来ている日本人グループのエピソード
敵にも味方にも全く妥協を許さない冷酷冷静なグレイのキャラと人間味溢れるガーバー警部補の対比
なんやかんやかんやかんや・・・
とにかく、挙げていったらキリがないぐらい、とにかくニヤリとさせるエピソード&設定がてんこ盛り
ちょっと"どこかで観たことある感&よくある展開感"を感じるかも知れんけど、それはこの映画がありきたりな映画やからっつーことやなくて、そんだけこの映画に熱狂して影響を受けた、後の映画監督さんが多かったんやっつーことなんす
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っつーことでかなり面白いんで、オススメしましま~
※点数が低い(つっても十分高いけど)のは、今の点数やからっす
こういう脚本の優れた作品はリメイクに向いてるち思うんで、トニー・スコット監督版もおおいに期待できるっすね~
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