- ゆれる/オダギリジョー
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なかなか面白い表現するねー!作家としては天才かも!?
『 ゆれる 』 2006年 日本 120分
監督/脚本 : 西川美和
出演 : オダギリジョー 、 香川照之 、 伊武雅刀 、 新井浩文 、 真木よう子
【満足度】
★★★★★★★☆☆☆(7.2)
カメラの存在を感じさせてしまう映像がなくなったらええんやけどねー・・・。本は抜群!
【オススメ度】
★★★★★★★☆☆☆(7.8)
この脚本はそーとーおもしろいんちゃうかな!?ただ、この映像はこっぱずかしいよ・・・。
【内容】
写真家の猛は、母の一周忌で帰郷した。父と折り合いの悪い彼だが、温和な兄・稔とは良好な関係を保っている。翌日、猛は稔、そして幼馴染の智恵子と渓谷へと向かった。智恵子が見せる「一緒に東京へ行きたい」という態度をはぐらかして、一人で自然へカメラを向ける猛。そんな彼がふと吊橋を見上げた時、橋の上にもめている様子の稔と智恵子がいた。そして次の瞬間、そこには谷底へ落ちた智恵子に混乱する稔の姿だけがあった…。
goo映画
【感想】
『アフタースクール』で久しぶりに邦画を観たんで、その前に観た邦画の『ゆれる』を再レビューといきまっか!?
うーん、ということは半年以上邦画を観てなかったんや
これは、この映画のせいでもあるんやろか!?
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西川美和監督の映画は初鑑賞やったんすけど、なっかなか面白い(興味深い)監督さんやねぇー!
"作家"としては天才やと云ってもええと思うし、"表現者"として必要な情熱(←コレ大事)も画面から伝わってくる。
もしかすると、10年後には日本を代表する"映画監督"になってるかもしれんね(←言い過ぎではないと思う)
まぁでも、現段階では、"映画監督"としては、まだまだかなぁーって感じ
(逆にいうとまだまだ伸びしろがあるってことでもあるけどね)
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どこがまだまだかっていうと、とにかく画の作り方が下手!(センスが無ぇー)
あまりにもあまりにもでこっぱずかしくなってもーた・・・(/o\)ミテラレナイヨー
どういうつもりでこういう中途半端に画角にこだわった映像を使ってもーたんやろ?
カメラがカメラとして存在してもーてるんよねー・・・。
(これは前半と後半のバランスの悪さも大きい!)
この素人くささが消えてくれたらええんやけど・・・どーも染み付いてもーた感性のような気が・・・
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ストーリーは胸に響くエエ映画やけど、これからの成長も期待してちょっと辛めでいっときます
まぁ、自分はイマイチ好きやない(評価は低くないけどね)けど、観て損は無い作品やとは思います