愛媛県のJAにしうわは、果樹園の耕作放棄地を減らし、担い手に園地を集積する仕組みづくりに取り組む。

今年度から農地流動化委員会を本格的に稼働させ、各支店に推進員を置いて貸し手と借り手の要望を取りまとめる。

JAが園地集積の仲介役を担い、全国有数のかんきつブランド産地を存続させるのが狙いだ。果樹園の集積をJAが仲介するのは全国でも少ない。


 管内の2006年度の果樹栽培面積は3500ヘクタール。JAによると、高齢化などで過去6年間に1200ヘクタール近くが耕作放棄地となった。

掲載日:07-10-29