農水省は25日、食料・農業・農村政策審議会企画部会地球環境小委員会の初会合を開いた。地球温暖化対策や生物多様性の保全などに対し、農業の持つ可能性を追求するのが目的。


 当面は、農地が持つ二酸化炭素(CO2)の吸収機能を明らかにすることに作業を集中。ポスト京都議定書で、農地をCO2の吸収源として位置付けることを目指す。


 委員会は研究者や農業者、企業の代表者ら12人で組織し、東京大学大学院の林良博教授が座長を務める。


掲載日:07-10-26