松井稼頭央 追い出したメッツが悔しがる活躍で名を上げた！
稼頭央モテモテ“売り手ＦＡ市場”突入
スポーツ報知
ロッキーズ・松井稼頭央内野手（３２）が“売り手市場”のオフに入った。１年契約が満了する松井は、２９日からロ軍との来季契約交渉が解禁になった。動向が注目されるが、「あせる必要はない」と、ＦＡ移籍も視野に入れている。
ワールドシリーズ敗退から一夜明け、自宅のあるロサンゼルスへ出発した。松井は観戦に来ていた家族を連れ、午後３時過ぎにデンバー空港にやってきた。「興奮してたんですかね。目がさえてて、寝たのは午前４時でしたよ」４連敗でシーズンを終えたが、表情は穏やか。「充実していたので、疲れもこれまでの疲れとは違ってくると思う。まずはゆっくり休みます」とリセットした。
心身を休めながら、契約交渉も進める。まずはロ軍と交渉するが、この日から１０日間で合意しなければ、ＦＡ扱いになる。地元紙の記者は「カズの来季年俸は３００万ドル（約３億４５００万円）になるのでは」と倍増を予想。ロ軍関係者は「同じ（二塁の）ポジションに高額年俸者を２人置く余裕がない」とし、年俸１７０万ドル（約１億９５００万円）のキャロルを放出しなければ、松井の年俸を工面できない事情を説明した。
シーズン終盤からポストシーズンのチーム快進撃を支えただけに、松井の評価はうなぎ登り。ロ軍が引き留めに失敗してＦＡになった場合には、正二塁手のケントがＦＡになる可能性が高いドジャースや、フィリーズ・井口の獲得も視野に入れるパドレスが移籍先の有力候補となる。「まずはチームの評価がどうなるかですね」松井は渡米後、初めて余裕を楽しむオフを迎える。
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