11月1日 土曜日 のBelleの日記から   その2 |  着せ替え人形付きブログ 『Belle de Jour』 で実践英語を学ぼう

11月1日 土曜日 のBelleの日記から   その2

'Are there houses nearby?'
'There are a lot of houses nearby. We're in the middle of country. We're on a farm. They are farmers'
'Can you smell the houses?'
'I can smell the hourses, they're making noises in their stalls and getting very excited. Hourses have giant cocks, don't they?'
'Oh, yes. Yes, They do.'
'When the farmers are finished, they take me to the stables.'
'Don't fuck the horse.'
'Oh no, I don't even get close. It's too big! And the hourse...the stalion...is out of control, too excited. I think it's far too big. It sounds like it's going break down the stall door.'
'Urrrrrrrrr...'

さて、唐突に性的妄想のなかに馬が登場させられてしまいました。

しかし彼女もプロです。きちんとお客さんを察して答えてあげてます。
'There are a lot of horses nearby. We're in the middle of country. We're on a farm. They are farmers.'『たくさん馬がいるわ。ここはすごい田舎なの。農場にいるのよ。あの男たちは農夫なの。』
 いるんだそうですよ、馬が、たくさん。どこですかそこは?...middle of countryですって。このmiddleは「中間」という意味ですが、田舎(country)のど真ん中、つまりど田舎ということですね。周りに人気がほとんどないところだと解釈しましょう。...誰ですか?国(country)の真ん中と訳した人は。それはマニアックすぎます。で、そこは農場らしいです。男達は農夫(farmers)なんですって。

...お百姓さんに感謝の気持ちはこれっぽっちもないようですが。

ドキドキ'I can smell the hourses, they're making noises in their stalls and getting very excited. Hourses have giant cocks, don't they?' 『馬たちのニオイがするわ、馬小屋で音をたててすごく興奮してるわ。馬のアレって巨大なんでしょ?』

I smell ~で「~のニオイがする」です。Iが主語だからといって何でも「私は...」からはじめるとはかぎりません。smellはニオイを感じている人を主語にとる動詞です。stallは個々の馬をいれておく馬房のことです。ところで、このstall、ロンドン名物のひとつでもあるマーケットで、個々の露店のことをさします。shopではなくて露店はstallです。西側のノッティングヒル(Notting Hill)一帯のポートベロー(Portobello)マーケットでは、かなりいいものがみつかります。場所もオシャレです。だって金持ちが住んでるから。対して、東のBricklaneなどでは、かなりヤバい品が多数です。壊れた携帯とか、片っぽだけの靴とか、海賊版DVDとか。ただし洗剤や紙、毛布などの日用品は断然安いです。オシャレな古着や、ロンドンならではのイカレたものをお探しの人は、カムデンタウン(Camden town)に行くといいでしょう。

さて、おまちかねの単語cockです!言わずもがな男性のアレの俗称です。日本語でも使う人がたまにいます。私の経験(どんなだ?)からいうと、cockよりもdickのほうがよく耳にした気がします。そんなしょっちゅうソノ話ばっかしてたわけじゃないですが。念のため。遠回しな言い方をするときは男女問わず、private partと言います。ちなみにオッパイはtitsです。複数形にするのをお忘れなく。普通は2つですから。

ドキドキ'Don't fuck the horse.'『馬とヤッちゃダメだよ。』
言われなくたってそんなことしません。ただ、この場合は明らかに男はこの展開を期待してますね。

ドキドキ'Oh no, I don't even get close. It's too big! And the hourse...the stalion...is out of control, too excited. I think it's far too big. It sounds like it's going break down the stall door.'『ううん。私は近づきもしないわ。やだ、大きすぎる!そして馬が...種馬なの...もう、押さえきれなくなる。あんなの、大きすぎるわ。もう、厩舎の扉を壊してしまいそう。』

get closeで「近づく」です。get+形容詞で「~の状態になる/する」という行為をあらわします。be動詞の場合はあくまでも状態を示すだけなので、getを使うともっと能動的なニュアンスになりますね。さらにeven「~さえ」があるので「近づくことさえしない」という訳です。何とくらべて「さえ」なのかと言えば、そりゃもちろんfuckです。
out of controlはよく使います。日本語でもアウト オブ~なんてふざけて言ったりします。物理的にはみ出ている以外にも、「~できない」という可能性や範疇外を示す抽象的な使い方します。もはや制御不能という意味です。
far too ~(形容詞)。tooだけでも~すぎる。という意味なのですがtooと共にさらに強調するときにfarを使います。「バカでか過ぎる」という意味です。farは単独で使えば「遠い」ですが、馬のアレはデカいから遠くにあるという意味ではないです。

ロケット'Urrrrrrrrr...'『うあああああ...』
....イッたのでしょうか。ただのよがり声です。こういうのが一番訳してて恥ずかしいです。
「うおおおおお」でもなんでもいいですよ、もう。

めでたくイッたところで To be continued....!