節分の日の食習慣として最近関東でも定着してきたのが、関西発祥の恵方巻き。
今さら今年の方角は・・・とか当たり前のことはわたしは書きませんよ。
世間では知られていない裏話を書きますから。
今年の恵方巻は、違うんですよ。
何がって、「恵方巻」と堂々と言えるようになったんです。
というのは、ある小売業のグループが「恵方巻」の登録商標を申請していたことで流通各社、百貨店などで
その使用を自粛せざるを得なかったという実情があったんです。
けしからん!でしょ。
てなわけで、恵方巻は、去年までは、「節分太巻き」「節分の日 太巻き」など試行錯誤、苦肉の策で店内告知を余儀なくされていました。無視して「恵方巻」と書いていたところもありますけどね。
大手は、みんな自粛です。
これと同様の事が実は、「ハロウィン」もあって、これは、すでに不二屋が取っています。
だから菓子メーカーは「ハロウィンXX」とは謳えないようになっているんです、使用料を払わないと・・・。
一般名詞化しているもので登録商標ってどうよ?
だいたい認可するほうもするほうだ!
それが、「恵方巻」の登録申請が却下になり、今年は晴れて正々堂々と「恵方巻」と表現できるようになったというわけです。
それまでも一般のお客さんは気づかず「恵方巻」と認識していたと思いますが。
今年のわたしの恵方巻は・・・
ちよだ鮨の海鮮巻、790円也。
合わせたのは、ポール・ショレ。クレマン・ド・ブルゴーニュ、ブルゴーニュ地方のスパークリングワインです。
すっきりした味わいで和食に合うタイプ。
恵方巻との相性もばっちりでした。
企業の取引特権目的のため、「登録商標」が存在するのはわかりますが、申請する方も、認可する方も広くみんなの幸せを考えて、対応してほしいですよね。