ラストブログ | Afro-Qってどういう意味か議論するブログ。

Afro-Qってどういう意味か議論するブログ。

法政大学・中央大学トライアスロンチームAfro-Q




みなさんこんにちは🌞
法政4年の堀越一気です

10/17にスプリントのチームTT選手権に出場したのでレースレポを書こうと思います!

タイトルにもある通り、これが僕の最後の投稿かなと。なぜならもうレースに出ないからです笑
先週で事実上の引退をしたので、書きたいことやみんなに伝えたいことを全部ぶちまけて終わりたいと思います。
絶対長いですが、みんなに読んでいただけると嬉しいです。

Afroのアメブロに記事を書き始めて3年以上経つわけですが、いつもTwitterに上手に投稿できません…
まあ良いんですけど。これが最後だし上手に投稿できなくても我慢して下さい。

まずはレースに出る前の話から!

関カレを突破出来なくて、目標が無くなってしまった僕はなんとなくスプリントに向けて練習をしていました。
インカレに出る人たちの練習相手になれるように練習を継続してたってのもありますけど。

スプリントでは石田やたかしとオープンでチームTTに出て競技人生を終えようと考えてました。

ですがこの計画はすぐに崩れます。

関カレが終わって数週間経ったあたりだったでしょうか。
北村くん(以下ノリ)と舎川くん(以下わいじくん)から一緒にチームTT選手権に出ることになったからと言われました。事後報告でした。
Noと言わせない気概すら感じました。

2人と実力が釣り合ってないのですごく不安でした。迷惑をかける未来しか見えん…
でもすごく嬉しかったです。また本気で目標のために練習できるし。入賞を目標にして本格的に練習を始めました。


ラン練で毎週3人同じメニューに取り組み、バイクはもちろん一緒に漕いでスイムの状況も報告、連絡、相談しました。
やれることは全部やったかなと思います。僕が怠けると他の2人に迷惑がかかると思ったらいつもより頑張れました。仲間の存在って素晴らしい。


そしていざ渡良瀬へ。
今年は去年と逆でインカレ→スプリントの日程でした。

2人のインカレでの姿を見て感動し、より一層チームTT頑張ろうって思えました。インカレはきっと2人のブログが投稿されると思うので、ここでは端折ります😏

そしていよいよレース当日。チームTT選手権はお昼のラストレースです。午前中から土砂降りでめっちゃ寒かった。ブルブル震えながら応援してました。後輩や他大学の友達が頑張ってる姿を見て元気を貰いました。


そして入水チェックに行くと水が温かい。ずっと水の中にいたい…
大学ごとにレーンに並び、いよいよ人生ラストレーススタート!!


スイム 11:45(12)

可もなく不可もなく。いやちょっと遅いな。
ノリの後ろについていましたが、往路で姿が消えました。ずっと1人。泳いでるとこ合ってるのかなって心配になりました。

スイムに関してはただ辛いだけなので、最後だからといって名残惜しさはミリ単位でも無かったです。

スイムアップしてマネージャーが2人と40秒くらい差があると伝えてくれました。2人の泳力を考えると妥当かな。いや頑張ったよね。3年前の僕からは想像も出来ないでしょ。1人でプールたくさん通って良かった。

トランジエリアでわいじくんを見かけました。関カレでも同じような展開だったのでちょっと安心しました。あとはバイクで踏んで2人に追いつくだけ。


バイク 36:33(6)

ここから僕のお荷物ぶりが発揮されることになります。まずは第一コーナーまでの約2キロで2人に追いつく。飛び乗ってすぐに余力を残すことなく踏みました。ずっと40キロくらいで漕いでたので、すぐに2人が見えました。

安心と同時になんか申し訳なくなってきました。待たせちゃってるし。でも2人は弱気にならないで良いよと声をかけてくれました。優しい。

ハートウォーミングな場面もここまで。スイムと追いつくまでの単走で既にフラフラな僕は合流後の加速についていけず千切れました。



これ千切れる5秒前。コーナー曲がってすぐ離された僕は2人に声をかける余裕もなかったです。まだ2キロでこんなにキツイのかと恐ろしくなりました。

僕が千切れたのに気づいたノリは減速してすぐに声をかけてくれました。
しばらく後ろに付いてるだけでいいから速かったら言ってと。
わいじくんとノリでしばらくローテを回してくれました。良い人達ですよ本当に。


立命館の人たちを抜かして、だいぶ呼吸も落ち着いてきたので僕もローテに入りました。
でもほぼ2人に回して貰いました。実はわいじくんがキツそうなのも途中から気付いていましたが、助けてあげられるだけの余裕がありませんでした。
見て見ぬフリしてるみたいでごめん、わいじくん。ノリはもしかしたらキツかったのかもしれないけど、そうは見えなかったです😅

最終周はランに備えて足残しておけと後ろに付かせて貰いました。マジでおんぶに抱っこですね。

そしてトランジでランシューに履き替え、5キロの地獄へ!

ラン 18:33(4)

走り始めてすぐキツイ。同志社の人たちが30秒前にいるらしいけどもうやめたい。立命館の人たちには一瞬で抜かれました。速すぎ。

でも2人がずっと檄を飛ばしてくれました。18分半の間、怒鳴られっぱなし。
2周回あるうちの1周が終わったところで同志社の人をなんとか抜かしました。抜かしたと言っても5メートル後ろずっと同志社いるんですけどね。

ゴールが近づいてきてノリが後ろを見張るために僕の後ろに下がってくれました。同志社きてる!って何度も言われました。普段温厚なわいじくんも鬼の形相でペース上げろと言ってきます。多分後輩なら怖くて泣いてます。

こんなに頑張って泳いで漕いで走って、25.75キロも先のゴールをなんで数秒差で争うんだよ。ペースが上がらない自分に腹が立ってきました

2人からしたらめちゃくちゃもどかしいですよね。自分はもっとペース上げれるのに、他人にペースを合わせなきゃいけないし。
何度も背中を押して貰いました。


二周目はずっとこんな感じです
情けない😔
というより2人がなぜそんなに余裕なのか意味が分からなかったです。時計を付けてなかったので正確な距離やペースは知りませんが、やっぱり2人は凄いなぁと思いながら走ってました。

ゴールまであと数百メートル、後ろも近づいてきてめちゃくちゃ怖かったです。
もうほぼダッシュしてなんとか3秒差で競り勝ち、3位になれました。


フィニッシュ1:06:51(8)
法政大学 1:06:52(3)



ゴールしてすぐ2人が肩を貸してくれて、よく頑張ったと褒めてくれました。
苦しい時間がやっと終わったのと目標だった3位になれたことと2人に褒められて嬉しかったのと、まあ色々考えてたら涙が流れてきました。

トライアスロンを始めて4年目にして初めて成功体験を得られました。優勝争いや上位大会に出るようなことは出来なかったですが、今回の結果はすごく誇らしいです。

2人はもちろん、サポートしてくれた同期や後輩、応援してくれた先輩などAfroの大好きなみんなで勝ち取った3位だからです。
本当にありがとうございました。

だいぶ長いこと書いてるのでそろそろ終わりにしようかなと思います。

ノリとわいじくんは同期の中でもダントツで速くて僕の憧れでした。同じ時期にトライアスロンを始めたのに2人の背中はとても遠かったです。競技人生の最期を2人と迎えることができて本当に嬉しいです。
関カレで悔し涙を流して、こんなに早く嬉し涙が流せるとは思いませんでした。チームTTに誘ってくれてありがとう。
2人はトライアスロンとか関係なく僕の大親友です。これからもずっとよろしくね。

石田は誰もいないような場所から1人で応援してくれました。ランの折り返しにいた時はびっくりしました。いつも通り何言ってるかは分かんなかったけど、大声で応援してくれてるのは分かりました。3日間サポートしてくれてありがとう。

たかしとりょうやも来てくれてありがとう。出来ればレース観てほしかったけど顔見れて嬉しかったです。やっとぼくも引退してそっち側の人間ですわ。

引地くんはゴールしてすぐ駆け寄ってくれました。いつもは割とドライなので喜んでる姿を見てこっちも嬉しくなりました。なんだかんだ可愛い後輩です。
競技に関しては彼の方が先輩なので、学ぶことがすごく多かったです。就活頑張ってね笑

京屋はサポートありがとう。完全に敏腕マネージャーになりましたね。後輩マネージャーの完璧なお手本になってたと思います。選手はあなたに頭が上がらないし足を向けて寝られません。Afro戦士の活躍の裏に彼女がいることを忘れてはいけませんね。

今回のレースで後輩たちに少しは良いところを見せられたのかな。頼りない先輩だったかもしれないけどついてきてくれてありがとう。

ここに書いてない人も含めて色々な人への感謝はこれから伝えていこうと思います。
いろいろなことがあった4年間でしたが、最高に楽しかったです。Afroに入って良かったと自信を持って言えます。

関わってくださった先輩後輩、同期はトライアスロンを通じて繋がったわけですが、競技を辞めても一生の宝物です。

読んで下さりありがとうございました。拙い文章でしたが自分なりに書きたいことは書きました。




さよならAfro!大好きみんな🙋‍♂️