~抜け毛・薄毛の原因~
生活習慣による要因
- 睡眠不足→ 髪の毛は毛母細胞という細胞によって作られます。この細胞は成長ホルモンによって活発になります。しかし、睡眠不足になると活性化されず、他の重要な細胞へ成長ホルモンが使われてしまう為、睡眠不足は薄毛・抜け毛の原因となってしまいます。
- たばこ→ たばこのニコチンの作用により髪の毛に栄養を送る毛細血管が収縮してしまいます。毛細血管は通常の血管に比べものすごく細い血管の為、収縮すると栄養を送れなくなってしまいます。その為、栄養が足りなくなった髪の毛は成長することができなくなってしまうのです。
- 食生活→ 偏った食生活をしていると体はもちろん、髪に必要な栄養を摂取することができません。血行を良くするビタミンや髪の毛を作る働きを持つ亜鉛不足は大きな原因と言えるでしょう。また脂っこい食事は頭皮の脂質を増加させます。
- ストレス→ 現代社会では「生活習慣による要員」としてストレス最も多いのではないでしょうか。一時的なストレスによる脱毛症や最も注意しなければならない慢性的ストレスにより血管収縮や自律神経の異常によって引き起こされる薄毛は解決が難しく、一度乱れた自律神経が正常に戻るのは容易なことではありません。
- 頭皮環境→ 頭皮環境はたばこや食事・ストレスなどの生活習慣による要因で悪化する場合と普段使用しているのシャンプーの成分や洗い方による原因が考えられます。シャンプーに使われている成分の中には頭皮には良くないものが存在します。また爪を立てて洗うことは頭皮を傷つけ頭皮環境を悪化させることになります。
生活習慣による原因はかなりの割合を占めます。特にストレスは自律神経が乱れ様々影響を及ぼします。
遺伝やホルモン異常による要因
- 遺伝→ 必ず遺伝する訳ではなく遺伝により禿げる場合がある!ということらしいです。最近よく耳にするAGA(男性型脱毛症)は遺伝も原因の1つであるとされていますが、どの遺伝子が原因となっているかは分かっていません。しかし、母方の遺伝を強くうけるということが分かっています。
- ホルモン異常→ 男性ホルモン(テストステロン)が5αリダクターゼという酵素の働きにより、ジヒドロテストステロンというホルモンに変えられます。そして、このホルモンが毛乳頭細胞にある受容体に結合することにより、発毛が抑制されてしまうといわれています。思春期以降に額の生え際(M字型やU字型)や頭頂部(O型)の髪が、どちらか一方、または双方(混合型)から薄くなっていきます。