九電社長 視聴者への謝罪なく | ☆♪EARTH LIGHT♪☆blog2

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九電社長 視聴者への謝罪なく

<九電やらせメール>再稼働「やり直し」 社長、表情硬く
毎日新聞 7月7日(木)1時12分配信

九州電力の緊急記者会見は6日午後7時半から始まった。出席者は眞部利應(まなべとしお)社長のみ。国会で“やらせメール”の問題が取り上げられ、経済産業相が「(事実なら)断固とした処置を取る」と語った後だけに、メモを見ながらの慎重な言い回しに終始した。

【原発の安全性に不安が広がる中で…】九電:「原発賛成」やらせメール  関連会社に依頼

 冒頭、「やらせメール」の事実を認め「国の説明会の信頼を損なう結果になった」と頭を下げた。しかし、その後の質疑応答では、メール発信を依頼した社員の肩書や依頼先の4社の社名などの具体的な内容を途中まで明らかにしようとはせず、質問に「ノーコメント」を繰り返した。

 メールの送信依頼に自身が関与したことは否定したが、「責任は社長にある」。責任や反省といった言葉が繰り返されたが、番組を視聴した地元住民に向けた謝罪の言葉は聞かれなかった。メールによる工作があったことは「2、3時間前に知った」として、詳細を明らかにしなかったため、会見は約1時間20分に及んだ。

 会見では、今回のメール工作が再稼働に与える影響についても質問が出た。「運転再開、原子力のあらゆる面にマイナスにしかならない。理解活動以前の問題。ま、やり直しですね」。そう答えた時の表情は硬く、疲れた様子だったが、信用失墜への危機感はあまりうかがえなかった。【金秀蓮、斎藤良太】

◇九電が関連会社に送信したメール(6月22日付)の概要◇

協力会社本店 各位

標記については、報道等により今週末に開催される旨、すでにご承知のことと存じます。

●件名:国主催による佐賀県民向け説明会(原子力発電所の安全性)

●日時:6月26日(日)

●配信:

(1)やり取りは生中継され、視聴者からの質問もファクスや電子メールで同時に受付。

(2)アドレスは現時点で非公開ですが、佐賀県庁HPや経産省HPに掲載予定。

(3)小職にて、継続してサーベイし、判明次第、追って追伸予定。

 本件については、我々のみならず協力会社におかれましても、極めて重大な関心事であることから、万難を排してその対応に当たることが重要と考えております。

 つきましては、各位他関係者に対して、説明会開催についてご周知いただくとともに、可能な範囲で、当日ネット参加へのご協力*をご依頼いただきますよう、御願い致します。

*:説明会の進行に応じて、発電再開容認の一国民の立場から、真摯に、かつ県民の共感を得うるような意見や質問を発信。

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(注)一部は原文のまま記載しています