『Burgaz Ada』

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有名ブログ漢
（オトコ）の粋のアルファブロガー、

kyahさんのお誘いで、麻布十番のBurgaz Ada（ブルガズ・アダ）に行ってきました。

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東京メトロ麻布十番駅の1番出口を出てすぐの曲がり角を右（西）に入って130mほど。Cafe Lifeというカフェの角を左に入った一軒目、麻布六堂というビルの3階です。入り口がちょっと解り難いかも。

Başlangiç

アミューズはトルコ料理らしく豆（うぐいす豆？）です。

クミンの香りが食欲を増します。

Ekmek

自家製パンと自家製ハーブバターです。

ハーブとトマトの風味が堪らん。おかわり連発してしまいました。

Karişik Meze

メゼ（前菜）は、14～19世紀の前菜の盛り合わせ。

正直、トルコ料理といえばラムチョップとケバブとレモン汁を大量に絞った鯖のサンドウィッチぐらいしか知らなかった俺は、この見た目の美しさだけでぶっ飛びました。

「え？これトルコ料理なの？」

見た目だけじゃなくて、味も素晴らしい。特に前列中央のオムレツが美味かったです。

Çorba

ズッキーニの冷製スープ、ディルの香り

ズッキーニの甘味とディルの風味がぴったり。爽やかで繊細な味のスープでした。

Bakik Yemeğ

ハーブマリネしたカジキマグロのシシケバブ、トルコ産月桂樹の香り、ルッコラのグリーンサラダ添え（14世紀のメニュー）

脂の乗ったジューシーなカジキマグロ。ハーブとレモンの香りですっきりした風味に。

Salata

さてさて、カクテルグラスに入って出てきたこれ。肉料理前の口直しのグラニテかと思ったら、サラダでした。

「焼き茄子とフレッシュトマトのムースサラダ、カクテル仕立て、カラマタオリーブ・マイクロトマト・フェタチーズのトッピング」です。

これは感動しましたね。ムースはトマトと茄子の風味をしっかり残しながらも、口当たり滑らかで、変な青臭さは皆無です。

トッピング類との相性もばっちりです。カラマタオリーブはギリシャ産のオリーブの中でも最高級の物なのですが、オスマン朝時代はギリシャもトルコの領土だったので、ギリシャ産オリーブを使ったレシピが発展したとのこと。なるほど、勉強になります。

ラムチョップ

さてさて、肉料理。こちらのコースは、5種の肉料理の中から選べるのですが、トルコと言ったら羊だよねって事で、5人全員が羊をチョイス。

妻はこちら。生後3～4ヶ月の乳飲み子羊のチョップ、グリル、エーゲ海地方のタイム[ケムッキ]の香り、素材本来の旨味を引き立てて [15世紀]

盛り付けが美しい！勿論見た目だけではありません。タイムと羊の風味が合いますねぇ。

ラムロースト

私はこちら。

マリネした小羊フィレに砕いたトルコ産ピスタチオと地中海ハーブを贅沢にコーティングした香ばしい香り際立つロースト [15世紀]

妻のラムチョップの方が見た目は美しいのですが、味は、こちらの方が僕の好みには合ってました。

これは感動の一皿でしたね。マリネでハーブの風味がじっくりしみ込み、且つ柔らかくなった小羊肉は、つまのチョップに比べると脂の旨味は少ないものの、軽く噛んだだけで肉汁がじゅわーっとしみ出てきます。この柔らかさと、コーティングされたピスタチオの食感のコントラストも良いですねぇ。あまりもの美味しさに、ここまでの料理もかなりボリュームが有ったのに、ぺろりと行っちゃいました。
ლ(･ิڡ･ิლ)おかわりカモーン！と思ったくらいです。