株式会社設立の手順(1)定款作成 | 祝12周年!「お宝広告館」は「東京広告なび」へ

株式会社設立の手順(1)定款作成

※執筆チウです

屋外広告ルポライターのモトハル です。


広告の話しとは全く関係ないのですが、事業を法人化する事になったので、その登記のハウツーをブログにアップしてアクセスを集めて行きたいと思います。本来は行政書士にお願いすればそれほど高額な費用もかからずあっさりと登記が完了するのですが、向学のために周囲に相談しながら自分で全ての手続きをしました。


ネットを検索すると、腐るほど情報が引っ掛かるのですが、文字ばかりでいまいちイメージがわかないので、わかりやすく画像中心に紹介していければと構想しています。



まずは定款です。

日本公証人連合会のWEBサイト に以下の4種類のひな形があります。

 (1)定款記載例(中小会社1)  小規模会社(非公開,取締役1名,監査役・会計参与非設置)

 (2)定款記載例(中小会社2)  小規模会社(非公開,取締役1名以上,取締役会非設置,監査役非設置会社)

 (3)定款記載例(中小会社3)  中規模会社(非公開,取締役3名以上,取締役会設置会社,監査役設置会社)

 (4)定款記載例(大会社)  大会社(公開会社,取締役会設置,会計監査人設置,委員会設置会社)

ここからテキストをコピーして来て、数カ所書き換えるだけで、定款は完成してしまいます。事前内容チェックは公証人役場で無料でやってくれます。定款のチェック・認証は、会社を設立する区以外でも23区内であれば自宅の近所の公証人役場でもOKです。つじつまが合わない箇所とか直した方がいい箇所は、公証人の先生が添削して赤字を入れてくれるので、次回その赤字を修正して認証を受けるだけで完了です。意外と簡単なものです。


一人で立ち上げるなら取締役1名の(1)でOKです。ボクは将来的にも従業員を雇ったり役員を増やすつもりは全くないので(1)で作成していたのですが、「将来を考えたら取締役1名以上の(2)にしておいた方がいい」と強く勧められました。たしかに経営の状態や取引先との関係で、将来何が起こるかは誰にも分からないので、ここは先人の教えに従い(2)にしておきました。
というわけで、ひな形(2)を使って修正を加えながら定款を作成して行きます。

1. 定款の表紙の作成

 上記のひな形には表紙データがないので、表紙は自分で作ります。

お宝広告館 【まれにみるみれにあむ】 祝8周年!!-定款1-表紙

ホチキス留めでもOKなのですが、契約書用の製本テープを使うと割印の数が少なくて済みます。長年の保管を考えたら製本テープを使うのがいいと思います。ちゃんと印鑑の朱肉が乗るように紙素材で出来ています。ボクはニチバンの「再生紙製本テープ契約書割印用(25mm×10m)」を新宿の世界堂で420円で購入しました。文房具屋で購入出来ます。

作成日は事前に作成した日を入力して公証人役場に持って行きますが、公証人認証日と会社設立の日は、手続き後に書き込むので、いまは空けておきます。

2.定款の内容