全日本Vの伊達、来年は世界へ | 誰でも出来るダイエット方法のあれこれ

全日本Vの伊達、来年は世界へ


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 15日行われたテニスの第83回全日本選手権の女子シングルスで、16年ぶり3回目の優勝を果たしたクルム伊達公子選手(エステティックTBC)は、「年が明けたら全豪にチャレンジしたい」と、国内サーキットから、再び4大大会を含めた世界への進出を明言した。

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 「全日本を40歳で優勝し、今年亡くなられた大先輩の宮城黎子さんのことをコートに向かうときから考えていた。宮城さんがパワーの源になった」。シングルス決勝後の会見でそう語った38歳の伊達選手。1956年から8年連続で全日本を制した宮城さんの最後の優勝は41歳のときだったが、ずっと現役を続ける中でパフォーマンスを維持してきた。伊達選手は96年に引退後、12年間のブランクをはねのけただけに、今回の優勝は大きな価値がある。と同時に、世界レベルで戦える若い選手が育っていない日本女子テニス界の現状を浮き彫りにした。

 伊達選手は「復帰してきた人間にぱっと勝たれてしまって面白くないと思っているだろうけど、世界に目を向けて、そのレベルに近づくために何をしなければならないのか、自分で考えてほしい」と若い選手にもメッセージを送った。【小座野容斉】

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スポーツから人生学んだ=テニスプレーヤー・伊達公子さん