シャープ、液晶パネル減産検討 | 誰でも出来るダイエット方法のあれこれ

シャープ、液晶パネル減産検討


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081115-00000095-mai-bus_all

 シャープが12月から薄型テレビ用液晶パネルの減産を検討していることが15日、分かった。世界的な景気減速で、北米や欧州市場で液晶テレビの需要減が見込まれることから、国内の主力生産拠点である亀山工場(三重県亀山市)で年末年始に例年実施している生産調整の幅を今年は拡大する見通しだ。

 亀山工場は月産210万台(32型テレビ換算)のパネル生産能力を持ち、現在はフル稼働しており、減産の期間や規模は今後の需要動向を見極めて詰める。同工場の本格的な減産は04年1月の稼働以来初めてとなる。

 ただ、シャープは液晶テレビの08年度の世界販売目標台数(前年度実績比33%増の1100万台)については達成可能とみて変更しない方針。09年度中の稼働を目指して建設が進む堺新工場(堺市)の生産計画も変更しないという。

 また、パナソニックも子会社のIPSアルファテクノロジ(千葉県茂原市)で行っている液晶パネル生産を、12月から来年1月にかけて当初計画よりも1割程度減らす方針だ。【新宮達】

【関連ニュース】
液晶カルテル:シャープなど3社罰金560億円 米司法省
BD録再機:年末商戦前に各社シェア争い 販売価格下落も
ソフトバンク:1298万円の携帯…10台限定で発売
携帯電話:08年度上半期の出荷、前年比21.2%減
シャープ:世界初、BD内蔵の液晶テレビ 11月発売