病院の風呂でやけど 患者死亡 | 誰でも出来るダイエット方法のあれこれ

病院の風呂でやけど 患者死亡


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081110-00000124-mai-soci

 千葉市は10日、市立青葉病院(中央区、更科広実院長)で今月6日、70代の女性入院患者が、病棟浴室の浴槽内で全身にやけどを負った状態で見つかり、約14時間後に死亡したことを明らかにした。届け出を受けた県警千葉中央署が、司法解剖するなどして事故原因を調べている。

 病院によると、女性は膝(ひざ)関節症の手術を7日に控え、6日午後2時ごろ1人で入浴。35分後、担当の看護師が浴槽内で倒れている女性を見つけた。女性は、右上半身と下半身が浴槽にたまっていた湯(約55度)につかり、心肺停止状態。首から下に重度のやけどを負い、肩には打撲の跡があった。女性は7日午前4時45分ごろ、多臓器不全で死亡した。

 風呂は、入浴者が温水(55~60度)に水を加えてお湯の温度を調整する仕組み。女性は10月31日の入院後、初の入浴だった。自力歩行もでき、入院の際に「入浴時の介護は必要ない」と申し出ていたという。

 会見した高橋長裕副院長は「対応は適正だった。安全管理上問題がなかったか、調査委員会を設置して検討する」と話した。

【斎藤有香】