3/6日報 『シミュレーションは数字ではなくコトバで作る』 | まめブログ

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某ネット系広告代理店勤務。SEMコンサル。

最近、iphone5sよりXPERIA Z1の方が圧倒的に使いやすいと感じているまめです。

さて、タイトルの件ですが、

2回連続、ブログの投稿の内容が「シミュレーション」についてで、

奇跡的にも私のブログをご覧頂いている皆様には、

今、私が業務の中で何をしているか、すぐにバレそうですが…w

結構重要なので、記します。

まずは、こちらの手書きメモをご覧ください。




何がポイントかと言うと、

結局、何かちょっと複雑なものを作ろうとした時は

いきなり、柱を立てて、釘を打ちこむのではなく、

設計図を書いてみましょう!って話です。

これ、当たり前に聞こえますが、みんな押し並べてよくハマる罠です。

いきなり数字を並べて、難しい顔をする。

で、色々数字をイジって、算出した数字が何の数字か分からない。人にロクに説明も出来ない。


こうならない為に、

最初に数字を見ずに、言葉だけでイメージしてみる。

徹底してイメージしてみる。

そして、手書きの写真のように、

言葉で、何を素材にして、何と何を組み合わせたら完成しそうか、

そして、正しそうか冷静に考えてみる

組織で働く方の場合、この設計図の段階で、上司と擦り合わせすべきです。

上司なら、数字が入っていない状態でもロジックだけ話せば、

正しい方向に進んでいるか、誤っているか判断出来ます。(ふつう…)

ポイントは、この段階では絶対に数字を入れ込まないこと。

プレゼン資料を作るときにみなさん実践しているであろう、

「目次から作る」「目次通り中身の空のスライドを用意する」と同じように、

手書きでロジックを作って、エクセルの表などで、数字を入れ込むハコを用意する。

これが重要です。

ここまで出来ればあとは簡単ですが(全体の80%は完了してるでしょう)、

重要なポイントはもう少しあります。

事実と仮説を分ける

これは概念とか思考だけではないです。

エクセルだったら、Sheetも別にします。

そう、物理的にも分けるんです。

ひとつのファイルのひとつのSheet内に「事実」も「仮説」も混在して、

加えて「加減乗除」も入り乱れるから、より物事を複雑にするんです。

根拠とする数字は一度ソースを決めたら、同じデータソースを変えない

これも「当たり前じゃん」って思うと思いますが、

なかなか出来ません。

シミュレーションを作りながら、管理画面からレポートを出してる人とかいませんか?

で、最後。

不確実性を許容する。
正確に、正確に、正確に、正確に、正確に、正確に、徹夜して、とにかく必死に頑張ろう!

無駄です。

なぜなら、ひとつの事実自体、捉え方が無限にある上で、

不確実性のカタマリともいえる仮説を乗っけていくわけです。

③を許容出来ずに、ずっと机の上で計算してるくらいなら、

今すぐクライアントにアポを取って、

シミュレーションの設計書を見せて、擦り合わせる時間にした方がいいです。

なんて、長くなりましたが、去年夏ごろ、facebookにも投稿しましたが、

自分の名言で締めますw

『適切な設計が適切なレポーティングを可能にし、

適切なレポーティングは適切な施策を生み出す。』


結局、重要なのは設計です。