さて、最近サイコパスや自己愛の強い人が話題になっていますが


そういう人はどうして生まれるのでしょうか?

テレビを見ていても単に怖いとかいった感情論で終わっています


つまり表面的な事をサラッと紹介してるだけで具体的な中身が

乏しい情報が多いので今回ちょっと詳しく書いてみます。


実際のところこの手の研究はアメリカが進んでいます。

海外の論文を見てると、企業経営者の何パーセントかは

サイコパスだったというデータがあったりして驚愕しますし

脳科学の分野からアプローチしたところ、脳が通常の人と異なる

といったデータもあります。つまり脳の報酬系が不全で壊れてる

ADHDとは真逆の、強烈に報酬を追い求める脳だというのです。


本来、何かを成し遂げようと考えた場合、ここからここまではOKだとかこれ以上やったら倫理違反だから例え可能でも

良心の呵責からできないのだと普通の人はリミッターがあるので

自己抑制が出来ます。ですから犯罪とか被害者は生まれないのですが、サイコパスにかかるとそこら辺の脳内回路が壊れてるので、ブレーキの壊れた車状態です。自分の利益を追求するためにはその人の周辺にどんな被害者が生じてもいいと思ってしまうのです。大変危険です。


また脳には恐怖などを感じた時に反応する部位である扁桃体

というのがありますが、サイコパスはここの部位が機能してない

かもしれないのです。つまりどんな悪事を働いても恐怖を感じないということになります。昔の独裁者でたとえるならスターリン

とかがこれでしょう。


そして、サイコパスは捕まっても反省しません。

この話は人を動かすで有名なデールカーネギーの本の最初に

出てくる、アルカポネの例などが有名です。


悪いことをしてるのに本人は良いことをしている、当然だと

心のそこから考えてるのだそうです。ですから逮捕されても

自分が捕まるようなことをしてしくじったということは後悔したり

するかもしれませんが、その今までの犯罪歴を反省したりはしないのです。 つまり人間ではないわけです。


さて前置きが長くなりましたが。サイコパスや自己愛性人格障害者に利用されやすいのはズバリ良心をもった慈悲深い人です。


特に見捨てられ不安などが強いアダルトチルドレンとかが被害に

会うパターンが多くなります。なぜならACは親との関係を

他人に投影し、サイコパスにすらこれを適用します。

見捨てられないようにするためだと

自分の利益が奪われてるのに過剰に尽くしたりしだすのです。


また別にアダルトチルドレンではなくても、無実の罪悪感というのがあります。 何か頼まれたりしたときに断ると強い罪悪感を

感じるという人がいます。自分の本意は違っていても断ると

申し訳ないような気がするとかいうのがソレです。

嫌われたくないが故に指示されたら自分のしたくないことまでしてしまう人がいます。


これは重大な問題です。 この無実の罪悪感というのは

その名のとおり無実です。罪悪感を感じる必要はないのです

こういったところでやさしい人はまんまと利用されていってしまうのです。


最後になりますがサイコパスや自己愛の強い人から

搾取されそうになった場合、毅然とした態度で強く拒否しましょう。 


これが大事です。

またこれは最初の段階が大事です、最初にオドオドしてると

いけません。サイコパスも餌食を探してるので

毅然と拒否されたら、これは餌食にならんと諦めます。

弱そうでやさしそうな人を狙ってるのですからね。


今回ブログ趣旨とは外れましたが、

話題の件について書いてみました。