あるのだから仕方が無い | angoの世の中フラリフラリと

あるのだから仕方が無い

既に先の見えた現政府など相手にしない様な感じの方が良いのかもしれないが

政権交代を促進しようと言う頃の左翼の熱心さを思えば
そして政権交代してさえしまえば 
それでいいとばかりに端から消えて当時は尤もらしく見えていた幾つもの政治を思うと
瀕死の状態はまだ息の根があると思いたいのだ

息の根を止めるというのは
復活を許さないと言う事だ
保守であろうが左翼であろうが今自分が生きていさえすれば言いと考える層が4割も居る中で
何が起きても不思議ではない


自民党は世襲候補を復活する
批判が出るかもしれない
しかし私は世襲議員大賛成である
政治志望の人間は普通自らの過去を曝け出さない
何処の誰とも判らず 何をどうしてきたかも判らず
根底にある政治信条すら公表せず
その場の名句で当選さえしてしまえば
政治家だと言い出す始末なのだ

政治家の経歴を明らかにしない国と言うのがどれほどあるのか知らないが
それこそが興味の対象である筈だ

今回のお試しゲームでの損失が今後どれほど日本の将来に影響するのか
それを考えるとぞっとする

どういう意識か知らないが
天下りと言う言葉を容認するのなら
お上も容認だろう
その
お上の人柄 人生観 価値観を判断できる選挙というのがありながら
参考資料が提出されない中
世襲政治家と言うのは
親父 爺様の過去までも明らかで
それに対して貴方はどうなのだと言う質問まで出来るのだ

マスコミが候補者の人柄に付いて
この人の物の考えについて書かないわけも今回良く判っただろうと思う


今回の政府
もし解散になっても
その政策だとか足並みだとか
看板の表題マニフェストだとか
そういう表の見てくれの失敗だと思うような事が無いように
判断の材料を提出する状況など無い仲
見え易い過去を持って候補になる世襲候補者と言うのもそう悪くは無いと思う


ただ
地元の基盤を親から貰うと言う馬鹿な事に
地元が加担しないのならと言う前提はある


諸悪の根源小選挙区の受益者は
今回政府と言うおもちゃを与えられて
遣っては見たが 無理があった

革命思想だ
日本は革命に救われなければいけないほど悲惨ではない



小沢氏を問題にし続けてきた民主と言う集団には
政権交代後も小沢氏の存在が好都合であった事は確かなのだ
今でも小沢氏の存在理由が問われるから
政倫審などと言う茶番に拘りながら
政治を停滞して効果を挙げようとしている

現政府の下
法案成立が過去最低を記録した事は幸いではあった
前に進めば何でもよろしいと言う事ではないし
将来修正すべき事が少なくてすんだ

どうなるのだろうと言う期待ほど無責任な物は無いし
自分ただ一人の明日の話なら兎も角
選挙を安易な政治参加に仕立てて来た過去も悪いが

選んでしまえばその後は
あの人達がうまく遣ると言う事は無いということが
長い自民党の時代と
今の状況が教訓として有権者に残した事は良かったと思う
保守と左翼の分離も以前よりは出来ただろうと思うし
それが居酒屋の政治話にまで発展すれば
それだけでも
日本は進歩したような気がする

人類の不幸は政治の発達によると思う考えは変わらないが
現にあるのだから仕方が無い
あるならあるで よく見るだけだという事だ

代議制は寿司のお任せとは違うのだ
整然と好いものが出てくるわけではない

しかも元々任せるものでは無いと思う

国民は
ある時は有権者と煽てられ
ある時は納税者と勘定され
ある時は消費者と馬鹿にされ

総ての国民のと擽られている様な立場ではないのだ
選んだ者は 引き続き監視する

愛想振りまいたものが政治家として胸を張ったら
それでいいような時代は止めにすべきだ