昨日からつづき・・・
手のひらにはほんのり温かいゆで卵ちゃんが1つ。
周りにはやさしい視線・・・
卵を見つめる私、見守る周り・・・
心の声(やっぱ食べなきゃ悲しむし心配させるよな)
あたたかいまま売られている卵はまるで私に「わたし、あと3日でヒヨコになれたのよ」
と訴えかけてきてるようでなんともいえないリアル感
すると、隣にいた男の子がヒョイと私の卵ちゃんをとりあげた
心の声(まじで私の分食べてくれるの)
その子はおもむろに殻をむきむき。むきむき・・・
中から現れたのはスピルバークもビックリのかなりのエイリアン(食べ物なのにごめんなさい)
なぜか中からあふれる水分、食べたことの在る方なら想像つくかとおもいますがこれなぜか茹でてあるのにかたまりっきてないような水分が(汁のような)でてくるんです
見た目は・・・
苦手な方はご遠慮ください
すでにクチバシや頭らしきものが不完全な状態でできてきていてその中心部に卵を抱えているような・・・
血管や内臓のような管のようなものもちらちら見えてしまってます
そしてそれはニュルニュルしていて
あ~、ごめんなさいやっぱり3番はつらいかももう少し卵チックならがんばれそうな気もするが
そして、少年よありがとう
私の変わりに心おきなく食べちゃっておくんなまし
しかぁ~し!!!
世の中そんな甘くなかった当の彼女が綺麗に剥き終わったゆで卵ちゃんを少年からとりあげると
「塩とライムで食べます」と、満面の笑みとご一緒に私へと返してきた
食べ方がわからなくて見つめてたわけじゃないんですぅ~
怖くてみつめてたんですぅ~
。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。たいへん親切な方たちでした
もう後には引けない・・・
よせばいいのにじっくり見てしまう。見れば見るほどどこから口をつけたらよいのやら(-"-;A
よせばいいのに聞いてしまう「なんで、オツユが出てくるの?」
彼女「ご飯の水です」
わからん!!聞かなきゃよかった
英語のできない彼女、クメール語のできない私・・
あなたのやさしさ受け止めます!!!!( ̄▽+ ̄*)
ぱっくり一口もぐもぐもぐもぐ・・・え~と、うんライムがきいてて普通にうまい
6番よりももっと鶏肉な感じ
でも何か口にあたる?取り出してみると「あっ、羽・・・・なのかな」
そして骨ですね・・・
ヒヨコさんごめんなさい。もうすぐ鳥になれたのに
でもそこにはにっこり笑う彼女と子供たち「おいしいですか?」
「はい、とてもおいしかったです!」
「あなたは、たまごがすきですか?」
「はい、だいすきです!!」
おまえ~!!まさかこの日本語フレーズ使いたくてたまご買ってきたんじゃないだろうな~(((( ;°Д°))))
いやいやそんなことはありませんでした。(おそらく)
彼女は一緒におやつを食べ大変満足そうでしたしおいしいものを日本人に紹介したぞとでもいいたいような大変誇らしげなかおをしていましたから
私も何でも食べれる人種でよっかたなって思いました。
最後に彼女は「また、会いましょう。さようなら」気になる一言を残し
と、いい子供たちと帰って行きましたとさ