咲-Saki- 第13局「微熱」 | 無限回廊幻想記譚 旧館 -アニメ・映画感想-

咲-Saki- 第13局「微熱」

会場を抜け出した天江衣を迎えにきたハギヨシ。
どうやらGPS機能が取り付けられているらしい。むしろ発信器?
衣は決勝戦に、妖異幻怪のたぐいの生物がいると知ると、途端にやる気になる。

決勝戦へと臨む原村和の下に駆けつけた宮永咲の応援に、やる気を見せる和。
龍門淵透華は、和に決着をつけようとビームを飛ばすも、シールドに阻まれた上に、深掘純代に吹き飛ばされた。
原作ではシールドではなく、ビームが和を避けてしまってるのですけどね。

・副将戦
清澄高校  原村和   1年生
龍門淵高校 龍門淵透華 2年生
風越女子  深掘純代  2年生
鶴賀学園  東横桃子  1年生

久保貴子コーチはどっかへ行ってしまいました。
原作でも、久保は決勝戦にいないのですが、一体どこへ消えたのか。

和をへこましてやるとやる気満々の透華。
同じ理論派である打ち手の透華と和の対局は、わずか2回では本当の実力差が明確に判るとは限らない。
解説の藤田靖子プロはこの対局を勿体ないと感じる。
デジタル打ちが揃ったこの副将戦だが、今年のルールは赤ドラや試合数の少なさから運の要素が強く、なるで特殊な子供を選抜するシステムのようだ、と。
実はこの予感が当たってるとかいう展開が待ってたら凄いよな。
何か理由があって、そーゆー子供たちを集めてるとか。
世界大会への布石とか、宇宙人との戦いとか……(後者はあり得ませんから)

和を始めとして、堅実なメンバーが集まった副将戦は、誰かがリーチしたりすれば、ベタ下りしていく堅実な打ちを繰り広げていく。
透華はネットでの上位ランカーの牌譜などを研究して、去年よりも更に強くなっているから負けないという国広一。何よりも、目の前にいるのはネットで対戦した最強の相手。
透華は普段はおっちょこちょいなお嬢様だが、相手が強ければ強い程燃える。
しかし燃えれば燃えるほどに、もう1人の透華が姿を現す。
「それはひどく冷たくて……
 僕たちに姿を見せてくれないんだ」
井上純がいつか男が出来ればそれを解かしてくれるというと、はじめは激しく動揺して、彼氏なんて出来るわけ無いと否定する。
ここで歩も騒ぎ出すかとおもいましたが、今回は原作通りでした。
はじめは透華と百合すぎです。

初の和了りは和だが、上がり手はなんとも地味な手。
そこから先も相変わらず、ベタ下りでなかなか上がることが出来ないみんな。
透華は和の打ち筋に違和感を覚えて、彼女がのどっちとしてまだ完全覚醒していない事に気付く。

チームの気持ちを始めて背負った決勝戦。そして咲が見ているという思いが、和を緊張させていた。しかしだからこそ、対局に集中しなければならないという和。
久のアドバイスを思い出し、エトペンに触れることで、自宅でのネット対戦の時の「のどっち」が覚醒していく。
和視点での両端の人の名前。
 深掘=大きい人
 モモ=鶴賀の人
モモ、やっぱり影が薄いんだね。
咲が見てると、頬を紅くするのどか……この後の発熱はむしろ咲のせいではとすら思えるよ。

次は僅か2巡目で七対子聴牌という鬼のような配牌を見せる和。
直ぐに直立したりはせず、良い待ち牌が来るのを待つ、「西」でリーチ。
リーチ直後に「西」を引いてしまった透華は、二向牌ですが、生牌である「西」をいきなり切る事は出来ないため、やむを得ず下りる。
しかし和が自力で引いてきてツモ和了り。
裏ドラは乗らなかったので、それほど大きな点ではありません。

しかし何故か和が異常に顔を赤らめている。
「のどちゃん発熱っ!?
 相手は死ぬ!」

はしゃぐ優希ですが、あの状況でもパンチラしない鉄壁ぶりがいっそ素晴らしい。
ペンギンを持った和はある一点を超えると何故か急に顔を赤らめて、手が付けられない状態になる。合宿の時からこの状態は発生していたらしい。
知恵熱云々という説明が無かった。
「おはよう のどっち!」
和から感じるのどっちの強烈な気配に、むしろ喜ぶ透華。
じっくりたっぷり舐るように味わうとか、もはやただの変態ですから。

和の覚醒を感じ取った衣。
ハラムラノノカが敵である事を知ってしまうも、彼女と仲の良い学友がハギヨシの言う手強い相手だと知る。
秋が好きだという衣。
「長期的自己実現で福楽は得られない。
 幸せは刹那の中にあり、と。
 それを共有したい心が、愛や娯楽に向かう」

しかし衣が麻雀打つと、相手はこの世の終焉のような顔をしてしまう。
「衣はそれでまた、独りぼっちになっちゃうんだ」
衣とまともに打てたのは、おそらく宮永照とかなんでしょうが、全国大会での事は一切不明。
しかし衣の母、幼い子供に何を説明してるんだ。

南三局 流れ一本場。
染め手を感じさせる鳴きをする深掘。
親であるモモがリーチ。しかし聴牌した深掘も得点の高さから、安牌とは言えない七索切り。
更に和もテンパイするが、生憎と振聴(既に自分が一度捨てている牌があれば和了れること)のため、他家が捨てても和了る事が出来ない。
咲は和が楽しそうで、あそこにまざりたいと羨ましがるほど。
相変わらず優希と京太郎は無駄にラブラブ

和の和了牌である「中」がモモによって捨てられ、アナウンサーはこれで和の最後の希望が断たれたというも、2杯目のカツ丼を食べ終えた藤田がこれを否定。
証明するかのように、和が「中」を鳴いて待ちを変える。
更に深掘とモモを躱して、華麗に上がり。

ここまで和以外は誰も上がれていないという状況に気付いた透華やアナウンサー。
加治木ゆみはモモを見ながら「まだ時間がかかるというのか」と呟く。そんなモモの身体がノイズが掛かったように歪みだしています。
加治木の台詞の秘密は次回に。
透華の様子にも異変が。
オープニングのような透華とのどっちの対決映像が出てきました。
「ここからが本番ですよ。
 原村和!」

焼き鳥状態ではあるものの、和の上がりは小さいものが多いので、まだ点数差は実は少ないので、大きな手を上がれば一瞬で逆転出来る状態でもあったりする。
まさかのパーフェクトゲームに透華が否応無しに熱く盛り上がってくる。プライドの高い透華にとって、何も出来ずに負けるなどは屈辱以外の何ものでもないからね。
ここから透華の反撃が始まるのか、というところで今回は終了。
ここで終わったか。
てっきりステルスモモ発動で終わるかと思ったのに。

対戦内容は非常に地味な戦いですが、色々とエフェクトだの妄想世界だのが炸裂して、演出面で魅せている副将戦。
透華のアホ毛はくるくる良く動くし。リーチ一つで牌がくるくる回転したり、リー棒投げ飛ばしたり、無茶苦茶です。
麻雀は振り込まれない奴が強いので、ここにいる4人は本当に強い人たちなのですよ。

次回 第14局「存在」

透明人間になって和がやりたい事は、好きな人の普段の生活をのぞき見たい、と。ちょっと怖い返答です。
具体的には、咲の私生活を覗きみたい、と。
「あんた、背中が透けてるぜ!」
優希、それはブラ線見えてるって事ですか? 透けてるではなく、煤けてる、ですが。
その台詞は鳴きが得意な人が言わないと。
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