戦場のヴァルキュリア 第9章「蒼き魔女」
セルベリア・オンステージ!!
神聖帝国軍セルベリア・ブレス大佐の下に配属の補佐官となったカール・オザヴァルド少尉。
見た目はウェルキン、性格は全然違いますが。2人が出会ったら凄い事になるな。
度重なる敗北のため、ガリア方面軍総司令官マクシミリアン準皇太子は、本国に残って国王自らの査問をする事になる。
カール以外にも数名の補佐官が中央から派遣されていた。
中央からは、マクシミリアン一人で参ぜよとの指示があり、セルベリアも今回は同行できない。
ガリア本国への進行が遅れているから、戦力を少しでも裂きたくないのだろうというマクシミリアンは、不安を覚えるセルベリアに余計な邪推をしないようにと忠告する。
あからさまに陰謀があるけど、敢えてそれを口にしないさせているのは、下手な事を言えば逆にそこを突かれてしまうからだろう。
マクシミリアンの去った後、軍の指揮を任されたセルベリア。
ラディ・イェーガーはカールに中央配属となる際に、何か指示を受けていないかと問い掛けるも、覚えがないと返答。だが、彼は中央からセルベリアがマクシミリアンに近づかないようにしろとの指示を受けていた。
顔色一つ変えずに否定したのはなかなか立派です。が、たぶんラディには見抜かれてるんだろうな。こーゆー腹芸は彼は得意そうだもんなぁ。
帝都では皇太子を取り巻く一派が民衆を扇動して戦争の士気を高める一方、皇太子の王権の邪魔となるマクシミリアンの排除に動こうとしていた。
取り巻きの数では兄王子の方が圧倒的に多いけど、本物の忠誠心を持つ部下はマクシミリアンの方が多いという感じだな。
マクシミリアンの母親は妾だったので、正当な嫡子ではないんだね。
自分のしたいようにしろ、というラディの言葉に従い、マクシミリアンの後を追おうとするセルベリアだが、作戦成功後に地位を与えるとの約束を受けているカールは必死で止め、マクシミリアンの意志に反する事だと説得。マクシミリアンへの背信行為だという彼の言葉に、セルベリアもこの場は思い留まる事に。
どこまでもマクシミリアン一直線のセルベリア。確かに彼女のような忠犬で腕の立つ人間は暗殺するのに一番邪魔だろうから、彼女を遠ざけたいという気持ちも判る。
夜、セルベリアを訊ねたラディは過剰なまでにマクシミリアンの追跡に反対したというカールに、疑惑の目を向ける。セルベリアは自分にとって本当に邪魔ならば殺すのみ、だと冷酷に語る。
相変わらずマクシミリアン以外はどうでもいい人です。ラディもそんな彼女が嫌いではないのでしょうが。
ベルホルトは今回ほとんど蚊帳の外。
見回りの兵士に見つかり、部屋に戻ったカールだが、部屋が荒らされていた。驚く間もなく、背後から蹴り飛ばされた彼に、先ほどの見回りの兵士がライフルを突きつける。全ては筋書き通りだった。セルベリアさえ足止めすれば、彼は不要な人物として自殺扱いで抹殺される筈だった。
自覚せぬままに陰謀に巻き込まれ、帰る所を失ったカールに、セルベリアは自らの過去を思い出す。行く場所もなかった自分に、ただ一人手を差し伸べてくれたマクシミリアンの姿を。
セルベリアは両親と引き離されて、帝国の特殊機関で育てられたのですね。おそらくヴァルキュリア人の末裔という事が判っていたので、実験材料として扱われていたのかもしれない。かなり過酷な環境下にいたようですが、そこから助け出してくれたのがマクシミリアンのようだ。
マクシミリアンが帝都へと向かっている間、セルベリアを彼に接近させぬようにという指示をカールが受けていたと知ったラディとセルベリアは、マクシミリアンの暗殺が計画されている事を察する。
カールは、ここで殺されるんじゃないかと思うぐらいに恐れてますね。
マクシミリアンを襲撃する暗殺者たちと攻防を繰り広げる近衛兵たち。
セルベリアたちは道無き道を突き進む。カールはセルベリアの力と決意し、間に合わせようと必死だった。
すっかりセルベリアに忠誠を誓ってしまってますな。
近衛兵は自らの命を盾としてマクシミリアンを守ろうとするも、襲撃を予測していたマクシミリアンは冷静沈着。
近衛兵弱すぎです。せめて一人ぐらいは道連れにしてくれ。
駆けつけたセルベリアは車のボンネットに立つと、門をサーベルにて一刀両断にする。
セルベリアは五右衛門並の実力に……なんでサーベルで鉄錠門が切り裂けるんだ。
マクシミリアンを救出するため、敵へと単身で飛び込む《蒼き魔女》セルベリア。ここからが本領発揮です。
赤く輝く瞳、身体から放たれる蒼き光。古代ヴァルキュリア人の血を引くセルベリアは銃弾すらも一刀両断に切り捨てる。
いや、もう凄すぎなんですが。古代ヴァルキュリア人というのは、全部こんな感じだったのだろうか。
そしてラディもやはり彼女がヴァルキュリア人という事を知っていたんですね。そんな彼がヴァルキュリア人のようだと評したアリシアはやはりヴァルキュリア人なんだろうな。
外にいる者たちを皆殺しにしてセルベリアが駆けつけると、部屋にまで押し入った暗殺者たちはマクシミリアンに倒されていた。
マクシミリアンの無事に安堵するセルベリアは、留まるようにという命令に背いた事を侘びるも、マクシミリアンは処罰を言い渡す事もなく黙って彼女の前を去る。
ま、マクシミリアンはセルベリアが絶対に駆けつけるだろうという事は予測していたからこそ、あれほど落ち着いていたのだろうな。
てか、マクシミリアンも剣の腕は相当なものなんだ。近衛兵を瞬殺した相手を、傷一つ受けずに斬り殺してるんだから。
無事に帝都に辿りつき、皇帝に謁見したマクシミリアンの姿に驚き、悔しがる皇太子とその取り巻きの貴族達。
マクシミリアンには皇帝から暫く静観し、この先も戦果が芳しくないならば軍を縮小をするとの指示が下る。
マクシミリアンと皇太子の牽制。マクシミリアンは普通にため口なんですけど、年齢は向こうの方が下なのか? どうみても向こうの方が年をとってるけど。
少しはちょい役でもウェルキンたちに出番があるかと思ったけど、まったく出てこなかったな。
次回 第10章「吹雪の夜」
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アニメ 感想 レビュー 第9話
神聖帝国軍セルベリア・ブレス大佐の下に配属の補佐官となったカール・オザヴァルド少尉。
見た目はウェルキン、性格は全然違いますが。2人が出会ったら凄い事になるな。
度重なる敗北のため、ガリア方面軍総司令官マクシミリアン準皇太子は、本国に残って国王自らの査問をする事になる。
カール以外にも数名の補佐官が中央から派遣されていた。
中央からは、マクシミリアン一人で参ぜよとの指示があり、セルベリアも今回は同行できない。
ガリア本国への進行が遅れているから、戦力を少しでも裂きたくないのだろうというマクシミリアンは、不安を覚えるセルベリアに余計な邪推をしないようにと忠告する。
あからさまに陰謀があるけど、敢えてそれを口にしないさせているのは、下手な事を言えば逆にそこを突かれてしまうからだろう。
マクシミリアンの去った後、軍の指揮を任されたセルベリア。
ラディ・イェーガーはカールに中央配属となる際に、何か指示を受けていないかと問い掛けるも、覚えがないと返答。だが、彼は中央からセルベリアがマクシミリアンに近づかないようにしろとの指示を受けていた。
顔色一つ変えずに否定したのはなかなか立派です。が、たぶんラディには見抜かれてるんだろうな。こーゆー腹芸は彼は得意そうだもんなぁ。
帝都では皇太子を取り巻く一派が民衆を扇動して戦争の士気を高める一方、皇太子の王権の邪魔となるマクシミリアンの排除に動こうとしていた。
取り巻きの数では兄王子の方が圧倒的に多いけど、本物の忠誠心を持つ部下はマクシミリアンの方が多いという感じだな。
マクシミリアンの母親は妾だったので、正当な嫡子ではないんだね。
自分のしたいようにしろ、というラディの言葉に従い、マクシミリアンの後を追おうとするセルベリアだが、作戦成功後に地位を与えるとの約束を受けているカールは必死で止め、マクシミリアンの意志に反する事だと説得。マクシミリアンへの背信行為だという彼の言葉に、セルベリアもこの場は思い留まる事に。
どこまでもマクシミリアン一直線のセルベリア。確かに彼女のような忠犬で腕の立つ人間は暗殺するのに一番邪魔だろうから、彼女を遠ざけたいという気持ちも判る。
夜、セルベリアを訊ねたラディは過剰なまでにマクシミリアンの追跡に反対したというカールに、疑惑の目を向ける。セルベリアは自分にとって本当に邪魔ならば殺すのみ、だと冷酷に語る。
相変わらずマクシミリアン以外はどうでもいい人です。ラディもそんな彼女が嫌いではないのでしょうが。
ベルホルトは今回ほとんど蚊帳の外。
見回りの兵士に見つかり、部屋に戻ったカールだが、部屋が荒らされていた。驚く間もなく、背後から蹴り飛ばされた彼に、先ほどの見回りの兵士がライフルを突きつける。全ては筋書き通りだった。セルベリアさえ足止めすれば、彼は不要な人物として自殺扱いで抹殺される筈だった。
自覚せぬままに陰謀に巻き込まれ、帰る所を失ったカールに、セルベリアは自らの過去を思い出す。行く場所もなかった自分に、ただ一人手を差し伸べてくれたマクシミリアンの姿を。
セルベリアは両親と引き離されて、帝国の特殊機関で育てられたのですね。おそらくヴァルキュリア人の末裔という事が判っていたので、実験材料として扱われていたのかもしれない。かなり過酷な環境下にいたようですが、そこから助け出してくれたのがマクシミリアンのようだ。
マクシミリアンが帝都へと向かっている間、セルベリアを彼に接近させぬようにという指示をカールが受けていたと知ったラディとセルベリアは、マクシミリアンの暗殺が計画されている事を察する。
カールは、ここで殺されるんじゃないかと思うぐらいに恐れてますね。
マクシミリアンを襲撃する暗殺者たちと攻防を繰り広げる近衛兵たち。
セルベリアたちは道無き道を突き進む。カールはセルベリアの力と決意し、間に合わせようと必死だった。
すっかりセルベリアに忠誠を誓ってしまってますな。
近衛兵は自らの命を盾としてマクシミリアンを守ろうとするも、襲撃を予測していたマクシミリアンは冷静沈着。
近衛兵弱すぎです。せめて一人ぐらいは道連れにしてくれ。
駆けつけたセルベリアは車のボンネットに立つと、門をサーベルにて一刀両断にする。
セルベリアは五右衛門並の実力に……なんでサーベルで鉄錠門が切り裂けるんだ。
マクシミリアンを救出するため、敵へと単身で飛び込む《蒼き魔女》セルベリア。ここからが本領発揮です。
赤く輝く瞳、身体から放たれる蒼き光。古代ヴァルキュリア人の血を引くセルベリアは銃弾すらも一刀両断に切り捨てる。
いや、もう凄すぎなんですが。古代ヴァルキュリア人というのは、全部こんな感じだったのだろうか。
そしてラディもやはり彼女がヴァルキュリア人という事を知っていたんですね。そんな彼がヴァルキュリア人のようだと評したアリシアはやはりヴァルキュリア人なんだろうな。
外にいる者たちを皆殺しにしてセルベリアが駆けつけると、部屋にまで押し入った暗殺者たちはマクシミリアンに倒されていた。
マクシミリアンの無事に安堵するセルベリアは、留まるようにという命令に背いた事を侘びるも、マクシミリアンは処罰を言い渡す事もなく黙って彼女の前を去る。
ま、マクシミリアンはセルベリアが絶対に駆けつけるだろうという事は予測していたからこそ、あれほど落ち着いていたのだろうな。
てか、マクシミリアンも剣の腕は相当なものなんだ。近衛兵を瞬殺した相手を、傷一つ受けずに斬り殺してるんだから。
無事に帝都に辿りつき、皇帝に謁見したマクシミリアンの姿に驚き、悔しがる皇太子とその取り巻きの貴族達。
マクシミリアンには皇帝から暫く静観し、この先も戦果が芳しくないならば軍を縮小をするとの指示が下る。
マクシミリアンと皇太子の牽制。マクシミリアンは普通にため口なんですけど、年齢は向こうの方が下なのか? どうみても向こうの方が年をとってるけど。
少しはちょい役でもウェルキンたちに出番があるかと思ったけど、まったく出てこなかったな。
次回 第10章「吹雪の夜」
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