機動戦士ガンダム00 2nd SEASON #23「命の華」 | 無限回廊幻想記譚 旧館 -アニメ・映画感想-

機動戦士ガンダム00 2nd SEASON #23「命の華」

「俺の大佐にぃぃぃ!
 手を出すなぁ!」


リボンズ・アルマークを銃で撃ち殺したリジェネ・レジェッタはこれでイオリア計画の全てが自分のものになると笑うも、彼の前にまたもリボンズが姿を現す。
ヴェーダと意識が繋がっているリボンズにとって、肉体はただの器でしかない。
リジェネはアリー・アル・サーシェスによって、逆に撃ち殺されてしまう。
一つの器を破壊しても、それはリボンズの死に繋がらないという事。つまりはヴェーダを破壊するか、そこから彼の意識を切り離さない限りは倒しきれないという事か。
リジェネ、あっさり死んだなぁ。

ソレスタルビーイングは、カタロンと彼らに協力するカティ・マネキンら反乱軍との前に押されていた。
カティの指示で敵艦隊へと襲撃を仕掛けていたパトリック・コーラサワーはあわやのところを刹那・F・セイエイに救われる。
相変わらずだな……しかも「遅いんだよ、ガンダム!!」と責任転換する素晴らしさ。
次々と撃ち落とされていくアロウズだが、その中にイノベイターもルイス・ハレヴィも姿がない。


スメラギ・李・ノリエガは敵戦術にカティの影を見いだし、イアン・ヴァスティに砲撃を集中させ、正面突破を図る。
カティは通信を送ってガンダムにプトレマイオスⅡの護衛に専念させる。
カティの参戦に喜ぶスメラギだが、自分たちはあくまでもアロウズの罪を断罪するためにソレスタルビーイングを利用しているに過ぎないのだとするカティは、戦いの後に改めてソレスタルビーイングの罪を断罪すると語る。
カティさんは相変わらず男前。これ以上無い程に心強い味方。

だが、戦いの最中、月面方面から強烈にビーム砲が戦場を襲い、敵味方関係なく容赦なく葬りさってしまう。
脳梁思波で気付いた刹那によって、間一髪回避の出来たソレスタルビーイング。
彼らの前に出現したのは、イノベイター。
GNドライヴによる超長距離砲撃に、カタロンに被害が生じて、アロウズ艦隊も撤退を図る。
あまりの惨状に、アレルヤ・ハプティズムは顔を歪める。
イノベイターにとっては、人類など所詮捨て駒ですから、どれだけ犠牲になろうと大局に問題がないというところなんでしょう。リボンズにとっては、自分以外はただの道具としてしか見てないだろうしね。

リボンズは遂にヴェーダの存在するコロニーの光学迷彩を解き、その姿を露わとする。
えっと、リボンズは随分と自己主張が激しいようです。光学迷彩は行っていた方が、明らかに戦闘では有利だったと思うのに、なんでわざわざ解除するかな。自分たちの力の大きさを示したかった?
コロニー型外宇宙航行母艦ソレスタルビーイング。
イオリア・シュヘンベルグは2世紀以上前から未知なる種との遭遇を予見し、そして来るべき対話の準備を整えていた。
GNドライブ、ヴェーダ、イノベイター、そして母艦ソレスタルビーイング。
「この船こそ人類の希望。
 人類を滅亡から救う……まさに箱船だよ」

圧倒的な戦力に笑うリボンズ。


スメラギはカタロンと反乱軍に感謝と、亡くなった者たちに哀悼の意を示して、自分たちはヴェーダ奪還作戦へと向かう。
「さあ始めよう……来たるべき、未来の為に
スメラギはヴェーダを奪還、最悪の場合には破壊も辞さない覚悟を持って攻撃に挑む。
「みんな、行きましょう。
 私たちが世界を変えた事への償いを、そのけじめを付けましょう。
 イノベイタの支配から、世界を開放し、再び世界を変えましょう。
 未来の為に!

歪んだ形となった世界を再び世界を変えるため、CBは最後の戦いへ。
「ラスト・ミッション……スタート!」
トレミーとガンダムだけでの作戦開始です。


敵母艦からの苛烈な攻撃に対して、ガンダム各機は進行ルートの確保に向けて、敵艦砲台への攻撃を開始。
突入のための戦術は相変わらず力押しというスメラギさん……
ロックオン、いきなりトランザム使用って、後先考えなさすぎなんですけども。
大型砲台の攻撃は、ラッセが必死に回避。
だがあまりにも巨大で大量の砲台攻撃に、時間ばかりがとられていく。
ヒリング・ケアたちを最終兵器として温存するリボンズは、ガガ部隊を差し向ける。
ヒリングたちがとっておき……あまり成果の期待出来ないとっておきだな。

ビリー・カタギリによって開発された無数の新型モビルスーツ群による襲撃。
「自らの技術で滅びるがいい、ソレスタルビーイング」
とことん粘着質。たかたが女に裏切られたぐらいで、どこまで固執するんだよ、キミは。
それは特攻のみに特化したモビルスーツ。
トランザムを要するモビルスーツ部隊の特攻攻撃はプトレマイオスⅡに襲いかかる。ガンダムたちは必死にそれを撃ち落とそうとするが、あまりの数に全てを撃ち落とす事も出来ない。
戦う事を考慮せず、トランザムで特攻するだけの機体だから、量産が可能だったわけか。
それよりも寧ろあれだけの数の疑似太陽炉を準備出来たという方が驚きなんですけどね。半分でもアロウズに提供していれば、アロウズも負けなかったのではないかと思うが……

特攻をうけるプトレマイオスⅡだが、それを庇うようにカタロンの戦艦が間に割って入り、盾となって攻撃を受け止める。
苛烈な攻撃の前に的母艦への突入出来ないでいたところへ、カタロンと反乱軍がサポートに回る。
標的をカタロンと反乱軍にも向けてきた敵部隊。
カティの乗る輸送艦にもガガ部隊が特攻を仕掛けた事にいち早く気付いたコーラサワーは、阻止するべく動く。
「大好きです、カティ」
カティの乗る輸送艦を守るため、立ちはだかったコーラサワーの機体が特攻部隊によって爆発を起こす。
コーラサワー、轟沈。でも大丈夫、だって不死身の男ですから。なんか、某種ガンダムの人を思い出した展開。
たぶん誰一人として彼の死を信じていないはずだ。
何げにカティを呼び捨てにしている……

ソレスタルビーイングは敵母艦への潜入に成功し、内部への侵入してのヴェーダ奪回を図り、アーチャーアリオスはプトレマイオスⅡの護衛に回る。
母艦のスキャンを行い、ヴェーダの所在の割り出しを急ぐフェルト・グレイス。
船の操舵が必要なくなったラッセ・アイオンがオーガンダムで護衛につき、残る3機のモビルスーツは、戦術通りに散開して母艦へと侵入を行う。
プトレマイオスⅡにはオートマトンとモビルスーツ部隊が襲撃を仕掛ける。

プトレマイオスⅡに続こうとしたダブルオーライザーの前に、ルイスとアンドレイ・スミルノフが立ちはだかる。
内部へ侵入したロックオン・ストラトスの前には、兄の仇であるサーシェスが出現する。
ファングとライフル・ビットによる攻防。
接近戦を仕掛けられたケルディムは、アルケーガンダムのビームサーベルを受けて足を切断、ダメージを受ける。
ケルディムはシールド・ビットがなくなったからファングの相手が無理なんではとか思っていたら、ライフル・ビットなんてものまで存在していたのか。なんで今まで使わなかったんだろう。この前の補給で加わった兵装なのかな。
しかしケルディムで接近戦を戦うのは無謀。

ヴェーダの所在を発見したフェルトは、ガンダムマイスターに所在を転送する。
情報を入手したティエリア・アーデだが、トランザムを手に入れたリヴァイヴ・リバイバルとヒリングのガデッサと戦い、同じくトランザムで対抗するセラヴィーだが、スピードの違いによって両腕を切断され、機体は母艦外壁に激突して爆発炎上を起こす。
トランザムは音声認識なんだろうか……みんなしてわざわざ叫んでいるけど。
基本的に重火器型がスピード戦をするのが間違いなんですけど。
てか、バラバラに行動する事自体、CBの各ガンダムの性能から考えて間違いなんだと。
ここのガンダムはダブルオー以外は能力が特化しているだから、別れて行動しない方が良い。
トレミーの護衛にしても、スピードのあるアーチャーアリオスよりも、砲撃タイプのセラヴィーやケルディムの方が絶対に適任なんだけどな。


プトレマイオスⅡを護衛するアレルヤとソーマ・ピーリス。
粒子残量の少ないガンアーチャーに、アリオスとドッキングするように告げるアレルヤだが、そこに突撃してきた敵モビルスーツにより、爆発する。
判りにくいものの、GNアーチャーはガンダムと違ってGNドライヴを搭載せず、今のオーガンダムと同じく型GNコンデンサーのGN粒子で稼働している。よって残存粒子が少なくなると、アリオスと合体してチャージする必要があるのですね。
マリーさんはまだここでは死ねない。少なくと、死ぬなら小熊を殺した後だ。


プトレマイオス2への侵入を果たしたオートマトンは、遂にブリッジへと続く隔壁を突破。それこに対してスメラギが銃を手に防衛に回る。
だが、戦う決意を見せるスメラギの前に、オートマトンを引き連れたビリーが現れて銃を向ける。
何処までも粘着質……わざわざオートマトンと一緒にやってきたのかよ。


ダブルオーライザーに挑むアンドレイだが、イノベイターとして覚醒した刹那の前には敵にならず、アヘッドの足を撃ち抜かれて戦線を離脱。
アンドレイを退けた刹那たちダブルオーライザーに、ルイスのレグナントが迫る。
ファングによる攻撃を次々と撃ち落としていくダブルオーライザー。
「お前達は、世界を乱す悪魔!
 お前達さえいなくなれば」

「幸せになれるの!?」
「沙慈!」
「戦いで勝ち取る未来なんて、本当の未来じゃないよ……
 僕たちは解り合うことで、未来を築くんだ!」

ガンダムに対する激しい憎悪を抱くルイスに、沙慈が必死に訴えかける。
リボンズの妨害さえなければ、ルイスの説得は成功するかもしれないんだけど、果たして。
後は小熊が割ってはいる可能性もあるが、その場合には彼は死ぬだろう。でもどうせ死ぬならソーマに殺させてあげたいところ。

ハレヴィの援護に向かおうとしたヒリングたちだが、倒した筈のセラヴィーガンダムには、セラフィムガンダムが抜けた後が存在していた。
結局、ティエリアとスメラギさんが話していたセラフィムの本当の役割とやらは何だったのでしょうか。

ヴェーダの下へと向かったリボンズ。
「人類は試されている。
 滅びか、それとも再生か」

「だが、それを決めるのはキミじゃない」
リボンズに向け、ティエリアが銃を突きつけていた。
前回と似たような感じでラストが……
ちゃっかりヴェーダのところにまで迫っていたようです。ここで殺してもリジェネと同じパターンなので、どういう展開にするのか。ヒリングが助けにやってくるのかな。

最終決戦序章という感じの今回の戦い。
次回は因縁の対決などが一気に終局を迎えるのだろう。
最終回ではもちろんリボンズがモビルスーツで出てくるんだと思うけど。

次回 #24「BEYOND」 刹那、革新者となる
次回予告でもちろん生きていましたソーマ。しかし炭酸については不明。
まぁ、最終回に病院のベッドで看病されているとか、カティさんを追いかけているとかそんなラストなんではないかと。

それにしても、裏ヒロインはもの凄いヒロインらしく活動しているのに、メインヒロインは顔出しぐらいしかしていないって……


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