北斗の拳 ラオウ外伝 天の覇王 第三章「われに落とせぬ城なし! 」
【ストーリー】
拳王軍は北の王・我王の黒鉄城の攻略に1週間の時を消費していた。軍師ソウガの策を持ってしても、固く閉ざされた黒鉄城を陥落することができない。
そこに現れた謎の女サクヤ。彼女は僅か1晩で黒鉄城を篭絡すると豪語する。
得体の知れないサクヤを信用できないソウガとレイナだが、ラオウは彼女に1晩任せると告げる。
サクヤはレイナと弓の名手を1名希望するが、ソウガは妹を彼女に預ける事を拒否する。そこでレイナの代わりに自分が、レイナが弓の射手となる。
近隣諸国に拳王が城を落とせぬ事を見せ付けて、拳王軍に恭順した者たちにも賛同させようとする我王は油断無く城の守りを固める。その一方で、レイナの美貌の噂を耳にして、生きて捕らえるように部下たちに命じていた。
拳王軍による再度の攻撃が繰り返させる中、サクヤが拳王軍から追われているのを目撃した我王は、ハバキ将軍の諌めも聞かずに助けを求める彼女を城へと招き入れる。
サクヤが城へと入った後、サクヤに対抗意識を燃やすソウガは自分も一晩で落とそうと、夜襲の準備を整えていた。
我王とベッド共にするサクヤは、ラオウに力尽くで犯されたと語る。
暗闇の中で自分を捕まえることが出来たら、我王に抱かれる約束して部屋の明かりを消して行き逃げ惑う。
そうして遂に捕まったサクヤは、約束どおりに抱かれる事を誓うと、我王に自分の姿を見てもらうため、灯りをつけさせる。
刹那──
飛来した矢が我王の脳天を貫いた。
レイナがサクヤからの指示通り、消えた部屋の中で、唯一灯りの突いた場所目掛けて矢を放ったのだ。
同時にソウガによる夜襲が行われ、我王に伝達に来たハバキは彼の死を知る。
サクヤは我王の死を謳い、我王軍は浮き足立つ。
猛攻撃を仕掛ける拳王軍は、城壁へと迫ると、レイナが城壁へと到達する。そんなレイナの前に、我王亡き後、城を死守しようとするハバキが立ちはだかる。
南斗隼牙拳を収めたハバキの前に追い詰められるレイナ。
これまで動こうとしなかったラオウが突如行動を起こす。
投石器を空にすると、自らがそこに乗り敵陣へと突入する。
レイナの窮地に現れたラオウはハバキと戦うが、ハバキの南斗隼牙拳もラオウの北斗神拳の敵ではなかった。
我王と腹心のハバキが破れさり、兵士たちは降伏し、拳王軍は黒鉄城を陥落した。
約束どおりに一夜で城を落としたサクヤ。サクヤの言葉を受けて、ソウガが夜襲を仕掛けるのも彼女の計算のうちだった。
かくして、サクヤは拳王軍に軍師として加わることとなる。
次回 第四章 「この拳、誰がために!」
【感想】
原作でも本編終了後に登場したサクヤ。この先、彼女がどう話に関わってくるのか、というところでしょうか。
ソウガが前線指揮で、全体の軍師をサクヤがやるとか?
今回は拳王軍が苦戦してますが、たぶんラオウが黒王号と突っ込んでいれば、一瞬で片付いていた気もするな。
ラオウならあの城壁ぶちやぶりそうだし。
ラオウが戦いで苦戦する、というのは設定的に不味いので、この作品は基本的に軍と軍のぶつかり合いなんですよね。
あえてソウガたちにやらせていたというところでしょうか。
次回は龍帝アモン登場。後々のキーポイント、カサンドラ攻略戦です。
ソウガが負傷するのはここだったよな。
←良かったらクリックして下さい
関 連 商 品 | ||
---|---|---|
|
|
|
|
|
|
|
|
|