ドルアーガの塔 ~the Aegis of URUK~ 第8話「伝説の塔」
塔を進むジルは、ドラゴンを倒した事で他の登頂者から一目置かれる存在となり、注目を浴びるようになっていた。
落ち着きのないカーヤは突然不治の病を訴え始める。病を治すために、心配するジルに対して、カーヤは石板が必要だと告げる。
カーヤの言葉に従い、隠し扉を開いたジル達は部屋の中に隠された塔を発見する。
カーヤの為、塔の中へと足を踏み入れるジル。残された者たちはそれがギルガメス王が挑戦した伝説の旧ドルアーガ塔だと気付く。
あからさまに怪しい病気なのに、それを信じてしまうジルは単純というか純粋というか……
盗賊が横行し、戦乱の続く世で戦う国。
国を治めるギルガメス王は我が子に軍を任せるが、裏切りに会い全滅したとの報告が齎され、妻は悲嘆に暮れる。
更に、妻カイをもギルガメスにそっくりな姿をした何者かに連れ去られ、ギルガメス王は絶望の淵に立たされる。そして世界には巨大なドルアーガの塔が誕生した。
この時金を渡しているのは、今の宰相マーフに似ているようにも思えるが、どうなんだろうか。
ウルク軍の報告がギルガメス王の元へと届けられるが、大臣達は被害が大きすぎると、今年も当の最上階到達に関して悲観的な意見を述べる。
ドラゴン討伐はさもウルク軍だけの手柄のように報告されてしまってますね。
ケルブ自身はそんなせこい事をするようなタイプには見えないので、兵士の報告の仕方が悪いのか。
中の様子が見れるという物体にカーヤがコインを入れると、中にいたジルは自分で動く事が出来ず、カーヤによって操作されるがままに襲い掛かるスライムたちと戦う事になる。
カーヤはアーメイに何故か側に存在している店(駄菓子屋)からノートを借りるように頼む。
ノートに書かれた内容を元に、各階でアイテムを取得しつつジルを操作して先へと進んでいく。
唐突にゲーセンのゲームになってしまってます。しかも攻略本ですか……
駄菓子まで売っていて、ギャグシーンでは時代背景が適当になっています。
面白そうだとゲーム感覚(実際ゲームだが)で遊ぶメルトに、厳しく当たるカーヤ。
「旦那様が空気読めてないのでごさいます」
クーパにはKY扱いされてしまう。
相変わらずマイペースというか、場の空気を読めない男です。
60階を目指してゲームを進めて行くが、長丁場となる状況にメルトは「飽きた」と口にしてクーパから叱責される。
長丁場の間にクーパは風呂に入り、牛乳を飲む。
今回はロリ向けサービスシーンです。牛乳を飲む時には腰に手を当てるのはお約束です。
ジルはカーヤの病気のためにと頑張り続ける。
なんだか、いっそその頑張りが哀れに思えてくるよ。
そうこうするうちに、他のパーティが隠し部屋の中にいる彼らに興味を示して続々と集まってくる。
店で様々な駄菓子を買って遊ぶ登頂者たち。
カーヤの背後から聞こえてくる賑やかな声に疑問を感じるジルだが、カーヤは気のせいだと切り捨てる。
駄菓子が満載。
ラムネの飲み方を知らないニーバはボンボン呼ばわりです。
いや、まぁ実際ニーバもジルもボンボンである事が、ローパー音頭の際に発覚したのですけど。ファティナも笑顔で見守ってなくて、飲み方教えてやれよ。
そのうちに、他の登頂者がカーヤに変わってジルを操作するが、様々な階で攻略を失敗してその都度倒れたジルは何度も1階からやり直しとなる。
毒とかは、飲む前に宝箱の内容を教えてあげようよ。プレイヤーも内容を確認してから飲ませてやろうよ。
最初のうちこそ駄菓子屋やゲームを楽しんでいた登頂者たちも長時間続く状態にやがて飽きてくると、さまざまな理由をつけて離れていく。
理由をつけるにしても家に帰られないと、というのは無いだろう。今の階に来るだけでもどれだけの苦労と時間を重ねているんだよ。
最後に残ったニーバたちも立ち去るが、去り際にニーバは封印された石が存在している事を思い出したと口にするも、カーヤは惚ける。
ニーバはやはり色々と知っているようです。どこでこれらの知識を手に入れたのだろうか。以前の登頂でサキュバスと出会い、色々と情報を得る事があったのかな。
そんな彼女らに店の主人が日没で店を閉めるので、ゲーム機も片付けてしまう事を伝える。
もはやゲームは諦めようと言うメルトに対して、ここまでやった為引き下がれないカーヤ。残りのコインも少なくなりながら、ひたすら塔の最上階を目指すカーヤに、メルトは真の目的を問いかけると、言いよどむカーヤ。だが、そんなカーヤに彼女の病気を治す為にもとジルが続けるように告げる。
「……判りました。続けます!」
「続けるのかっ」
「続けます。いいえ、続けないわけにはいきません!
それがジルさんの願いとあらば!!」
「ジル様のせいにしたでございます」
完全にゲーム続行をジルのせいにしていますね……カーヤ、恐ろしい娘!!
そして未だにカーヤの病気を信じてるよ。
ジルはカーヤに惚れている訳ではないのか……ま、多少気はあるかもしれないが、惚れるという程ではないのかもしれないな。
限られた残り時間でゲームを続けるカーヤたちは交代でプレイを続けて遂に59階に到着。
メルトはやはり不器用なのか、彼がプレイするとすぐにゲームオーバーになってますね。
これまで自由に動かなかったジルの体が自分の意思で動かせるようになる。だが、この階のクリア目標は邪神ドルアーガの討伐にあった。
しかもコインが2枚残っているからやられても大丈夫と思ったカーヤだが、なんとメルトがラムネ2本と交換してしまっていてコインが残っていなかった。
逃げるように告げるカーヤだが、ジルは戦う道を選択する。強力なドルアーガを相手に苦戦するジルだが、足への執拗な攻撃を繰り返すと、最後に剣で胸を貫いてドルアーガを打ち倒す。
あくまでゲームなので、実物よりは弱く作られているのでしょうね。
なんとか最上階60階に到達するジルだが、遂に力尽きて倒れてしまう。
が、部屋が光り輝くと現ドルアーガの塔を震わすほどの振動と共に、カイが目覚める。
姿が若いままなのは、連れ去られてから封印されているので年を取っていないのか、それとも現実の存在ではないからかなのか。
光る塔と振動からその事に気付いたのは、ギルガメス王とパズズの2名のみ。
もしかするとニーバは気付いているのかもしれないけど。
目覚めたカイはジルの持つ剣がギルのものだと気付くと、ジルに語りかける。
「あなたはこれから3度、大きな裏切りに会うでしょう。
でも決してくじけないで……
塔の頂上には必ず求めるものがあるでしょうから」
ジルはカイの言葉を聞きながらも意識が薄れ行く。
3度の裏切り。1度はニーバで確定として、残り2回が誰なのだろうか。1回はカーヤの可能性が高そうだが、残り1回が判らないな。まだ出ていない人物なのか、それともギルガメス王とか、その辺なのか?
コインは残っていた筈なのに、再び目覚めたジルはカーヤたちの下へと戻っていた。
「奇跡」なのかと告げるジルに、ラムネの瓶を返したらコイン1枚貰えたとネタばれするメルト。
「台無しでございます」
クーパはあいかわらずKYな主人に嘆息する。
ジルの手には意識を失う時には持っていなかったはずの石版が握られていた。
ジル、最後の最後までカーヤの嘘を信じ込んでいます。もはやお人よしを通り越して、ただの馬鹿だよ。
そんな様子を眺めていたサキュバス。
「やっと起きたわね。お寝坊さん」
起きたというのはやはり普通に考えるとカイの事なんだろうな。
カーヤはやはりカイと関係のあるものなのだろうか。
彼女の一族なのか、娘なのか……
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