図書館戦争 状況〇四「図書司令官ヲ奪回セヨ」 | 無限回廊幻想記譚 旧館 -アニメ・映画感想-

図書館戦争 状況〇四「図書司令官ヲ奪回セヨ」

図書館戦争06-01 図書館戦争06-02 図書館戦争06-03
小田原攻防戦が終息したのも束の間、メディア良化法賛同団体『麦秋会』に取り囲まれ、追悼式典会場の爆破を盾に関東図書基地司令・稲嶺和市特等図書監を拉致、笠原郁一等図書士は介護役としてこれに同伴する。
爆弾についてはブラフ。

図書館戦争06-04 図書館戦争06-05
奪還の指揮を執る玄田竜助三等図書監は警察に協力を要請すると同時に、折口マキに連絡して今回の一件を記事にする事を承認する。
『麦秋会』から連絡が入る。
図書館戦争06-06 図書館戦争06-07 図書館戦争06-08 図書館戦争06-09
安否確認の為、電話口に出た郁は無事である事を報告すると、柴崎麻子一等図書士への伝言としてレストランの予約のキャンセルを頼むように伝言を依頼して、『麦秋会』から取り押さえられてしまう。突然の伝言にみんな呆然。
『麦秋会』は稲嶺司令の開放の代償として、小田原資料館で入手した図書の一覧を開示、良化特務機関の検閲図書と照合の後、図書の焼却を要求してくる。
予約の取消なんて事を言い出す笠原に手塚も呆れ気味ですな。

警察による逆探知も失敗してしまう図書隊は、柴崎麻子を呼び寄せる。
図書館戦争06-10
「頭使いましたね、あの単細胞にしては」
麻子は話を聞くなり感心する。郁の告げた店はカジュアルな店であり予約の要るような店ではなく、一緒に飲みに行く約束もしていなかったという。
店の場所から彼らの居場所の範囲を立川に絞り込んだ図書隊と警察はその一帯の捜索に乗り出す。
しかし最悪の場合には相手の要求を飲む事も視野に入れて行動する必要があった。
図書館戦争06-11
堂上は自分のせいで郁を傷つけ、危険に合わせた事を悔やみ、自分自身に対して激しい怒りをにじませる。

果たして自分の伝言が上手く伝わったのか、若干の不安を覚えながらも郁は仲間を信頼しようとする。
図書館戦争06-12
その時、稲嶺司令が足の痛みを訴え、義足を外す許可を取り付ける。
介護役の郁は稲嶺司令からの指示を受けて、義足の取り外しを手伝う。

図書館戦争06-13
司令たちの捜索に当たっていた図書隊員の1人が、稲嶺司令の義足が取り外されたことを検知する。
稲嶺司令の義足は、決まった手順で取り外すと、信号を発する仕組みとなっていたのだ。
場所の特定に成功した図書隊は、直ちに犯人達の確保に動く。
図書隊の武力行使は図書館に限定されており、市街での戦闘行為は禁じられている。ここは自分たちに任せろと言う刑事。
図書館戦争06-14 図書館戦争06-15
「あんたらがどこかで日和んと信じられるほど、我々の歴史は幸福ではなかったはずだ!」
玄田は刑事に対してそう言いのける。それでも尚食い下がる警察に対して、玄田は自分たちの流儀でやると主張、周辺施設の買取を指示する。新興住宅街であるそこは、将来的に図書館設立の可能性もある。たとえ設立しなくても、解約金を積めばいいだけだと玄田は言ってのける。
物凄い決裁権限があるのですね……独断で億単位の金が動いているですよ。
ところで、図書館の資金はどうなっているのでしょうか? やっぱり図書館の運営によってまかなわれているのでしょうか。武器だのなんだのを考えると、とうてい図書館運営だけで賄える費用とは思えないのですが。
税金も使用されていたりするのか?

突入指揮権を託された堂上篤二等図書正。
図書館戦争06-16
突入準備を整えながら、郁に対して役立たずだと言ってしまった事を後悔し、昔の自分にあまりにも似ている郁の様子に苦悩する。
「どうしてお前は、そんなに俺に似てるんだ。
 馬鹿なところも、昔の俺に。
 後先考えない軽率さと、感情に流される脆弱さ、それを。
 俺が捨ててきたはずのものを、どうして今更後生大事に拾ってくる!
 そんな風にお前が無茶をするたびに、突き放さずにはいられなかった。
 揺らぐ自分を守るために、お前を傷つけた。
 俺が悪かった、それは思い知った。
 だから……後生だから、無事でいろ」


図書館戦争06-17
図書隊による救出を待つ郁。
柴崎は義足のことを知っていたけど、笠原は義足の事を知らないのですね。それは単に情報屋として柴崎が知っていた事なのか、その他の座学同様に図書隊員としての基礎的な知識を笠原が持っていないだけなのか。
図書館戦争06-18 図書館戦争06-19
僅かに聞こえたセーフティーを外す音に郁の脳裏に王子様のイメージが浮かぶ。直感的に図書隊が救出に着たのではないのか、と様子を伺う郁。
図書館戦争06-20 図書館戦争06-21
郁が気付く事を期待し、堂上は一瞬だけ窓から手を見せる。窓から見えた手は3を示す。
心の中でカウントを始める郁と堂上。
3秒後に始まった一斉射撃と同時に、郁は稲嶺司令の体を抱えて身を低く伏せる。
図書館戦争06-22 図書館戦争06-23 図書館戦争06-24
一斉に突入してくる図書特殊隊員により、『麦秋会』は瞬く間に制圧されてしまう。
発信機に気付けない時点で、彼らは所詮素人のテロリスト集団に過ぎないというところですね。これが良化特務機関なら信号が発信されている事をキャッチした可能性が充分あるのではないでしょうか。
笠原の王子様はやっぱり若かりし頃の堂上なんだろうなぁ。

無事救出された稲嶺司令は、郁に彼女が立派に任務を果たした事を堂上に伝えると約束する。
図書館戦争06-25
そして堂上は郁に対して戦力外と言った事を撤回して謝る。堂上に認められた事が自分の思っていた以上に嬉しかった事に、悔しさを感じてしまう郁。
図書館戦争06-26
「私止めません! 私はあんたを越えるんです、だからっ。
 絶対止めません!!」

「お前、定年来ても止めないつもりか?」
「お、な、なーんですか、それ。
 もの凄く失礼な発言なんですけど!」

「失礼はお前だ! 身の程を知れ!!」
「う、うるーさーい! 越えるったら越える」
が、結局最終的には憎まれ口の叩くことになってしまう2人。
図書館戦争06-27
そんな2人を見つめる小牧幹久二等図書正はやはり2人は良く似ていると感想を漏らす。
手塚に至っては呆れ顔。

図書館戦争06-28
手塚からの告白を断る郁だが、手塚にまるで落ち込んだ様子もない。
本当に好きなら、救出する時にだってもっと焦るし、「自分が!」てなるだろう。それに笠原と堂上の言い合いもあんな平然と眺めていられないでしょうからね。
図書館戦争06-29
何故付き合おうと言い出したのか、気になって問いかける郁に対して、手塚は堂上教官から笠原との関わりで学ぶ事がある、と言われた事と興味を持ったからだと答える。
まぁ、付き合い始めの理由は様々とは言え、さすが朴念仁という感じですね。
図書館戦争06-30 図書館戦争06-31
一人悩んで損をしたと喚く郁の姿に、友達だったら相当面白い奴だと、手塚は笑い続ける。その姿に怒りで声を上げる郁。
何しろ喜怒哀楽が激しく、傍目に見ている分にはかなり面白い人間ですからね……真面目に仕事だけで付き合うには粗が目立つのかもしれないが。

図書館戦争06-32
今回の一件もあり、両親に手紙を書く覚悟を決めた郁だが、そこにやってきた麻子は一足遅かったと告げる。
彼女から差し出されたのは、郁の両親からの手紙。
図書館戦争06-33 図書館戦争06-34
そこには両親が仕事の様子を見に来るというものだった。突然の事態に真っ白になり、絶叫する。
前回は2話に別れたので真面目に終わったが、今回は第1話、第2話に続いて同じく郁のデフォルメキャラによる絶叫で終了でした。

にほんブログ村 アニメブログへ  ←良かったらクリックして下さいアップ

関 連 商 品
図書館戦争/有川 浩
¥1,680 Amazon.co.jp
別冊図書館戦争 1 (1)/有川 浩
¥1,470 Amazon.co.jp
図書館戦争 【初回限定生産版】 第一巻
¥3,797 Amazon.co.jp
図書館戦争 【初回限定生産版】 第二巻
¥3,797 Amazon.co.jp
図書館戦争 【初回限定生産版】 第三巻
¥4,594 Amazon.co.jp
図書館戦争 【初回限定生産版】 第四巻
¥4,594 Amazon.co.jp
図書館戦争 【初回限定生産版】 第五巻
¥4,594 Amazon.co.jp
changes/Base Ball Bear
¥1,000 Amazon.co.jp

あたしの街、明日の街/高橋瞳
¥1,223 Amazon.co.jp
アニメ 感想 レビュー