ARIA The ORIGINATION 第5話「その おもいでのクローバーは…」
衣替えの季節を迎え、いつものように練習を行う後輩3人組。
そんな3人は休憩中にパン屋を差がしていると、仕事中のアテナとアリシア・フローレンスを目撃する。
天上の謳声と呼ばれる歌声を持ち多くの人々を魅了するアテナ・グローリィ、そして優雅で華麗なオール捌きでゴンドラを操舵するアリシア。その二人の才能は、見ている周りの者たちも魅了する。
二人の才能を羨む藍華・S・グランチェスタに「あの二人の場合、あらかじめ天から才能を賦与された天才ってタイプじゃないですか」とアリスは語る。
ちなみに目の前にも『天才』と呼ばれている少女がいる事を忘れていたようです。そして本人もその事を忘れてます。
しかしアリシアさんの動きは、なんかちょっと変……と、思ったのは私だけだろうか。
二人の天才と共にいた晃・E・フェラーリがどんな想いだったのか、今更のように考える藍華。天賦の才を持つ者と持たないもの、それは同時に自分達にも当て嵌まる事を感じているようです。
両手袋(ペア)でありながら技術面において卓越した才能を持つアリス・キャロル、どんな人ともすぐに交流の出来る水無灯里、水先案内人(ウンディーネ)をする上ではどちらも大切な才能。対して藍華は晃と同じく特別な才能を持たない人間。
悩む藍華が姫屋に戻ると、大掃除中の晃と出会い、掃除を強制的に手伝わされる。
そんな中で偶然見つけたアルバムには、アリシア・晃・アテナの昔の写真があるが、1枚の写真で晃だけが片手袋(シングル)だった。
藍華が辛くなかったのか、と問いかけると、二人のように天稟を持たない分、遅かっただけだとサバサバした様子で語る晃。晃はそれに応えるように昔話を始める。
晃さんにとっては過去の事で、今となっては気にも留めていない事なのでしょうが、藍華の気持ちを察して話してあげたのでしょう。
原作だけでは時間が足りない、と思っていましたが、導入部分に前半10分を掛けるという荒業!!
しかし晃さんの私服にはしゃれっけが全然ありません。制服の時は色っぽいのに、野暮ったい服なので勿体無い限り。まぁ、大掃除しているんだから仕方ないが。
写真を撮ったアテナの昇格直後から回想は始まる。
アリシアに続き、アテナまでも昇格したが、まだ昇格できない自分に焦燥感から自信を無くしていく。一人前(プリマ)となる為の才を持つ者と持たない者がいて、自分は持たざる者ではないのか、悩みの袋小路に陥る晃。
腰を下ろしていたシロツメクサの花壇で、四つ葉のクローバーを探すも見つからない。四つ葉のクローバーをまるで自分が一人前(プリマ)となる為の才能であるかのように、必死になって探す。
子供の頃から意志の強い子供だったようなので、こんな追いつめられたような環境になった事が無かったので、一度悩み出すと止まらなくなってしまったのかもしれないですね。
そんな晃の前に、1人の少女が顔を出す。
少女は晃の勤める姫屋の一人娘 藍華・S・グランチェスタだと気付く。しかし水先案内業界№1の規模を誇る姫屋の一人娘が、大勢いる両手袋(ペア)の1人に過ぎない晃を知る由もなかった。
「諦めたら、おねぇちゃん……無いものは無いンだからしようがないよ」
という藍華の言葉が胸に突き刺さる晃。
そんな晃の様子に感じるものがあったのか、「ないモノは付け足せばいいンだよ」
と言って三つ葉のクローバーに、薔薇の花びらを1枚加えて四つ葉にしてみせた。
藍華はそんな事があった事をすっかり忘れています。
……二人の年齢差は晃が20歳で藍華が15歳の為、4つ。アリシアさんが15歳で一人前(プリマ)の最年少記録だった事を考えると、早くて1年後の16歳。17歳ぐらいの可能性もある。と、考えると藍華は12、13歳。記憶がはっきりしていても良いころあいなのだが、藍華にとっては些細な日常の1コマだったので覚えていなかったのかもしれないですね。
天より与えられた才能がなければ、努力に秀でた才能を持てば良い、と幼い藍華に教えられた晃。今度はその言葉を今の藍華へと贈る。薔薇の花びらを加えたクローバーと共に。
そして藍華はその先輩を誇りにして、一人前(プリマ)を目指す。
才能なんてモノは、スタートダッシュのようなものです。
恵まれた才能があっても、それにかまけて努力を怠れば、努力する凡人に敗れる。天才が10の努力で成し得るなら、凡人は100の努力をすれば良い。そういうことだろう。
今回は原作でも人気の高い話。
うまく間を取って話が描かれているように思える。
絵の綺麗さでは前回に負けるが、これは原画人の違いかな。
ところで、小さい頃から片手袋(シングル)の頃までは晃さんですが、現在は超ロング。あそこまで伸ばすには相当大変なはずで、ずっとショートカットだった彼女がロングにしたのには何か訳があるのだろうか……
アニメ 感想 レビュー
そんな3人は休憩中にパン屋を差がしていると、仕事中のアテナとアリシア・フローレンスを目撃する。
天上の謳声と呼ばれる歌声を持ち多くの人々を魅了するアテナ・グローリィ、そして優雅で華麗なオール捌きでゴンドラを操舵するアリシア。その二人の才能は、見ている周りの者たちも魅了する。
二人の才能を羨む藍華・S・グランチェスタに「あの二人の場合、あらかじめ天から才能を賦与された天才ってタイプじゃないですか」とアリスは語る。
ちなみに目の前にも『天才』と呼ばれている少女がいる事を忘れていたようです。そして本人もその事を忘れてます。
しかしアリシアさんの動きは、なんかちょっと変……と、思ったのは私だけだろうか。
二人の天才と共にいた晃・E・フェラーリがどんな想いだったのか、今更のように考える藍華。天賦の才を持つ者と持たないもの、それは同時に自分達にも当て嵌まる事を感じているようです。
両手袋(ペア)でありながら技術面において卓越した才能を持つアリス・キャロル、どんな人ともすぐに交流の出来る水無灯里、水先案内人(ウンディーネ)をする上ではどちらも大切な才能。対して藍華は晃と同じく特別な才能を持たない人間。
悩む藍華が姫屋に戻ると、大掃除中の晃と出会い、掃除を強制的に手伝わされる。
そんな中で偶然見つけたアルバムには、アリシア・晃・アテナの昔の写真があるが、1枚の写真で晃だけが片手袋(シングル)だった。
藍華が辛くなかったのか、と問いかけると、二人のように天稟を持たない分、遅かっただけだとサバサバした様子で語る晃。晃はそれに応えるように昔話を始める。
晃さんにとっては過去の事で、今となっては気にも留めていない事なのでしょうが、藍華の気持ちを察して話してあげたのでしょう。
原作だけでは時間が足りない、と思っていましたが、導入部分に前半10分を掛けるという荒業!!
しかし晃さんの私服にはしゃれっけが全然ありません。制服の時は色っぽいのに、野暮ったい服なので勿体無い限り。まぁ、大掃除しているんだから仕方ないが。
写真を撮ったアテナの昇格直後から回想は始まる。
アリシアに続き、アテナまでも昇格したが、まだ昇格できない自分に焦燥感から自信を無くしていく。一人前(プリマ)となる為の才を持つ者と持たない者がいて、自分は持たざる者ではないのか、悩みの袋小路に陥る晃。
腰を下ろしていたシロツメクサの花壇で、四つ葉のクローバーを探すも見つからない。四つ葉のクローバーをまるで自分が一人前(プリマ)となる為の才能であるかのように、必死になって探す。
子供の頃から意志の強い子供だったようなので、こんな追いつめられたような環境になった事が無かったので、一度悩み出すと止まらなくなってしまったのかもしれないですね。
そんな晃の前に、1人の少女が顔を出す。
少女は晃の勤める姫屋の一人娘 藍華・S・グランチェスタだと気付く。しかし水先案内業界№1の規模を誇る姫屋の一人娘が、大勢いる両手袋(ペア)の1人に過ぎない晃を知る由もなかった。
「諦めたら、おねぇちゃん……無いものは無いンだからしようがないよ」
という藍華の言葉が胸に突き刺さる晃。
そんな晃の様子に感じるものがあったのか、「ないモノは付け足せばいいンだよ」
と言って三つ葉のクローバーに、薔薇の花びらを1枚加えて四つ葉にしてみせた。
藍華はそんな事があった事をすっかり忘れています。
……二人の年齢差は晃が20歳で藍華が15歳の為、4つ。アリシアさんが15歳で一人前(プリマ)の最年少記録だった事を考えると、早くて1年後の16歳。17歳ぐらいの可能性もある。と、考えると藍華は12、13歳。記憶がはっきりしていても良いころあいなのだが、藍華にとっては些細な日常の1コマだったので覚えていなかったのかもしれないですね。
天より与えられた才能がなければ、努力に秀でた才能を持てば良い、と幼い藍華に教えられた晃。今度はその言葉を今の藍華へと贈る。薔薇の花びらを加えたクローバーと共に。
そして藍華はその先輩を誇りにして、一人前(プリマ)を目指す。
才能なんてモノは、スタートダッシュのようなものです。
恵まれた才能があっても、それにかまけて努力を怠れば、努力する凡人に敗れる。天才が10の努力で成し得るなら、凡人は100の努力をすれば良い。そういうことだろう。
今回は原作でも人気の高い話。
うまく間を取って話が描かれているように思える。
絵の綺麗さでは前回に負けるが、これは原画人の違いかな。
ところで、小さい頃から片手袋(シングル)の頃までは晃さんですが、現在は超ロング。あそこまで伸ばすには相当大変なはずで、ずっとショートカットだった彼女がロングにしたのには何か訳があるのだろうか……
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