はなまる深夜アニメ枠 | ただのオタクと思うなよ

はなまる深夜アニメ枠

 一月も中旬を過ぎ、今期スタートのいわゆる「冬アニメ」も一通り出そろったわけですが、どれもそれなりの内容で粒ぞろい(ちょっとエロ度が薄い?)という印象です。

 ただ、その中で少々違和感を感じる点が。それは、いまや深夜アニメの「月9」ともいうべきテレビ東京の日曜深夜1時30分から2時台(25時半から26時ともいう)のラインナップ。直近では「ミラクルトレイン大江戸線へようこそ」や「夏のあらし!」、「かなめも」、そして個人的には「けいおん!」を押しのけて昨年のデキと断じてやまない「咲―Saki」と良策揃いのこの枠に、今期登場したのは「はなまる幼稚園」と「深・ケロロ軍曹」。

 あの~、何でこの2作をわざわざこんな時間帯にやらなきゃいけないんですかテレ東さん。まあ、「ケロロ」はまだ良しとしましょう、子供に人気があるとはいえ、大きなお友達を強く意識した作風が持ち味なわけですから。でも、いままでの放送時間帯を考えたら、なんで?という疑問はどうしても残る。

 で、問題は「はなまる幼稚園」ですよ!これ、たしかに大きなお友達に大受けする内容なのは確かですが、子供が見ちゃいけない理由はぜんぜんありませんよね、これ。特にエロ描写もないし残虐なところもないし。強いていえば、夕方7時台とかに見るのは恥ずかしいとか何とかいう理由で夜中こそこそ、もしくはビデオに撮って好きな時間に、というための深夜アニメ、というくらいしか考えられません。むしろ「クレヨンしんちゃん」よりもはるかに健全なアニメのように私には思えたのですが。

 あるいは、この深夜帯はあくまで「実験枠」で、手応え次第でゴールデンタイムに出世させよう、もしくはサタデーモーニングに持っていこう、という計画なのでしょうか。つまり深夜アニメを見るわれわれ大きなお友だちは艇のいいモルモットかと。

 いやね、作品自体に文句を言ってるんじゃないんですよ。テレビ局がアニメの放送時間帯というものをどう考えているのかを問いただしたいわけです(別に目くじら建てて起こってる訳じゃありませんからね、念のため)。作品自体は実によくできている。むしろ冬アニメ随一のデキじゃないかと。何より第2話のエンディングのあの無駄なハイクオリティ感。もうガイナックスの狂気を見たとしかいいようがないほどすばらしい出来映えでした。ひーちゃん最高!

 ああ、何言ってるんだ、おれ! だから要するに、小梅ちゃんがかわいくてどうしょもないわけですよ(ロリじゃないですよ)。山本先生の○○が■■なわけですよ!だ・か・ら~、早い話、あまりにできのいいアニメなんで、早々にもっといい時間帯で放送してほしいと、切に願っているわけです、はい。
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