今日は母を意識して、粋な着こなしにチャレンジしてみました
手の込んだ泥大島紬の着物と、絞り染め模様の羽織です
名古屋帯は唐獅子柄で、私が生まれる前から母が締めていた帯(たぶん45年以上も前)
母がこの帯に合わせていた着物は黒・白の細い縞柄のお着物でした
子供心に一般のお母さんとは違う着こなしだなぁと、思っていました(苦笑)
母と同じだと着こなせないので、私でも似合いそうなコーディネートに挑戦
作家ものの泥染め大島に、上品な絞り染め柄の黒羽織を合わせてみました
泥大島紬の着物には、作家さんの名前と織り元の名前が入った証紙があったのでネット検索
同じ苗字の方が居たので御親戚かと思いメールで問い合わせ、大島紬の作家さんが現役でご活躍とお返事頂き嬉しく思いました
送られてきた作家さんのプロフィールを見てビックリ!
現在は大島紬村・代表取締役、会社多輝鐘 の社長越間多輝鐘 さんだったのです
1975年から1980年台代に作られたもので、7マルキ泥大島紬の一元越(ひともとごし)という種類との事
会社にあったサンプル映像で泥大島・藍大島・色大島と三種類あったそうです
手持ちの大島紬の参考になり、有難い資料でした
作り手のビッグネームに「私が着ても大丈夫なのか?」と不安に
手持ちの帯をメール添付して私の年齢での着こなしアドバイスを頂き、お勧めの帯を締めてみました
名古屋帯が少し短く硬いので、お太鼓が小さくなってしまい後ろ姿の映像ナシ
次回はお太鼓でなく、銀座結びでチャレンジ予定
年配者の方には「地味」と言われそうですが、私には大満足なコーディネート
自前の着物を着て、雇ってくれるお店があれば働きたい
子供が学校に行っている時だけって難しいかな?
お着物の作家・越間さんにはメールでブログと顔が分かる映像を送る予定です
素敵な作品を生み出してくれた越間さんと、大島紬の伝統を守ってきた方々に感謝の気持ちを伝えたいです
着ている人が幸せになれる作品を作って下さり、ありがとうございます