16章「追っかけ」 | 一生ついていくぞ!

16章「追っかけ」

一生ついていくぞ!16章「追っかけ」

実家から通っている事を

事ある毎に嫌味を言う院長ともお礼奉公が終わった3月早々におさらばした。

少しの期間家でのんびりして、5月から近所の病院に勤務し始めた。

この病院は、休みや当直の希望を殆ど聞いてくれるので

まりちゃんと、かなり遠方までコンサートを観に行くようになった。

そんな中、ひょんな事から知り合った人にALFEEの追っかけの情報を教えてもらう事が出来た。

何時何分の新幹線で、広島に向かうグリーン車に乗っているから

来るならおいでよと言うものだった。

こりゃあ行かない訳には行かないでしょう。

新大阪駅から、メンバーが乗っているグリーン車の後部に乗る。

同じ新幹線に乗っているんだと思うとドキドキした。

広島駅に着き、メンバーが降りる。

後を追って降りる。

駅で待っていたファンから渡された手紙を受け取る時に

高見澤さんの手と私の手が触れた!

もう天にも上る気持ちだった。


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