第5回TAMAGO展まであと2週間 | TAMAGO展

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北信越地区新人合同設計展 TAMAGO展の情報を発信していきます♪

みなさんの第5回TAMAGO展へのたくさんのエントリーありがとうございました。
いよいよ今年のTAMAGO展まで2週間を切りましたが、みなさんの制作の具合はどうでしょうか。素晴らしい作品が忍びを削る良い機会にするためにももう一度各学年の課題内容を確認した上で作品制作をお願いします。

課題内容

1年生課題
課題
広場に展開するコーヒースタンド

課題主旨
北陸新幹線の開通にともない再整備され富山駅とその南口交通広場は連日、地元住民と観光客で賑わっている。将来南北線乗り入れを想定して、高架下にはLRTの乗り場が設けられ、その軌道部は交通広場の特徴となっている。そこで、本計画では、軌道部の両側それぞれ15m幅のエリアに、既存の構築物との関係を考慮しながら建築的部位や家具を広場に拡張することで客席を確保するコーヒーショップ(閉店時には50㎡)を設けることで、通過するだけでなく、心地よく佇むことのできる交通広場となるよう計画する。

設計条件
  • 敷地範囲 配置図の建設可能範囲を参照(広場の図面の一部は現況と異なる点がある)
  • 建築面積 50m2以内
  • 壁面など可動とすることで、コーヒーショップ周辺に客席を設ける。周辺へ展開するテーブルや椅子は収納できるようにする(閉店時は50㎡に納まるようにする)。屋外の客席は20席程度とする。
  • 内部の客席はカウンターのみとし5席程度とする。
提出図面・模型
  • 配置図 1/500
  • 各階平面図 1/50
  • 立面図(最低接道側二面と公園側)1/50
  • 断面図(最低二面)1/50
  • 模型 1/50
敷地図面

2年生課題
課題
デュアルハウス-重要伝統的建造物群保存地区での新しい住まい方-

課題主旨
重要伝統的建造物群保存地区に指定されている高岡市金屋町は、趣のある歴史的町家が立ち並ぶ美しい街である。しかし近年は後継者不足により、空家が多くなり、その街並みを保持していくことが難しくなっている。そこで、本計画では、歴史的町家が立ち並ぶ石畳どおりの町家部分の外観は保持したまま改修し、その後ろに新たな住居スペースを設け、伝統的な町家の空間と、住設備が充実した現代的な空間を行き来する新しいライフスタイルを提示することで、若い世代の空き家への移住を促進することを目的としてる。また、町家の1階にはギャラリーやカフェなどのパブリックスペースを併設し、地域住民や観光客との交流の場となるよう計画する。

設計条件
敷地条件
  • 住所 富山県高岡市金屋町3-10
  • 敷地面積 152m2  敷地に高低差有り(敷地図参照)
  • 建蔽率 70%
  • 容積率 200%
  • 保存部の1階部分はギャラリー兼地元住民と観光客との交流スペースとする。ギャラリーには楽市に参加した作家の作品などを展示する。

居住者の家族構成
  • 夫婦とその息子と娘の4人家族(時々、夫婦の両親が泊まりがけで訪れる)

住居の条件
  • 地上二階建て(地階は可とする)
  • 道路側に駐車スペース1台以上(家族専用で屋根付きが好ましい)
  • ギャラリーには独立した出入り口を設けること。
  • 公園側と道路側どちらからもアプローチ出来るようにすること。
敷地図面

3年生課題
各大学の授業設計課題

提出図面・模型
  • 模型 1m×1m以内
  • A1パネル1枚

みなさんの作品を楽しみにしています。