テッドの英語を学ぶ・英語で学ぶ情報ブログ -2ページ目

テッドの英語を学ぶ・英語で学ぶ情報ブログ

ビジネス英語トレーナー、テッドのブログです。TOEICやビジネス英語、異文化コミュニケーション、「英語で学ぶ」潜在的学習などについて書いていきたいと思います。

まさに平成が終わろうとする最中、前代未聞のGW10連休の真っ只中でもある4月28日(日)に、大阪で模試イベントをやります。

 

一昨年に『至高の模試600問』のモニタリング模試を行った時は、純粋にスコアリング調査(TOEIC何点の受験者がこの模試を何問正解できるか)のためにアルク主催・参加費無料で行いました。しかし、会議室利用料がすべて出版社のコスト負担になるので、模試を解いた後の解説は非常に短い時間でやらなければなりませんでした。

 

これでは、せっかく来てくださった方に申し訳ない。模試をしっかり振り返って、今後のスコアアップ・英語力アップにつなげてもらえるイベントにしたい。そういう思いで、今回は私が主催する有料イベントという形にしました。こうすることで、会議室利用料を部分的に捻出し(全額は賄えません)、後半のセミナーに2時間確保できるようになりました。

 

模試は改訂版『直前模試3回分』に収録されるテストを使います。私自身が監修しました。なかなかの仕上がり具合になっているのではと思います(自画自賛)。この本はTOEIC対策の入門書という位置づけなので、問題の難度は「並」程度に抑えました(抑えられているはず)。なので、初級者の方も大歓迎ですし、上級者の方であれば1問もミスしてはいけないというつもりで受験してもらえば緊張感が味わえるでしょう(私が初めて全問正解を狙いに行ったときは、1問たりとも落とせないというプレッシャーからテスト開始前は冷や汗が出ました)。

 

イベント詳細とお申込みはこちら。それでは、会場でお会いしましょう!

「英語リスニングの鬼セミナー」を開催したのは、昨年10月東京のT'z英語ラウンジでした。『TOEIC(R) L&Rテスト Part 3&4 鬼の変速リスニング2』を使って、著者3人が寄ってたかってリスニング力アップのためのトレーニングをみっちり直接指導するという、内容も人口密度も濃ゆいセミナーでした。

 

「そのセミナーを名古屋でもぜひやってほしい」という物好きな(!)リクエストを、TTTの講師仲間のIkuさんからいただき、2月に実現する運びとなりました。東京で行った内容を踏襲しつつ、さらに音読練習を増し増しにする方向で準備しているので、さらに超実践型+超参加型のセミナーになります。ここでは少し具体的に何をやるかをばらしちゃいます。

 

1. 鬼ヘンメソッドの使いかた

鬼ヘンメソッドというのは、『鬼の変速リスニング』シリーズが採用している速聴→内容理解→音読というルーティンのリスニング学習法です。本と付属音声の指示に従ってメニューをこなせば、このメソッドに沿ってかんたんに学習が進められるということで好評をいただいています。でも、「この練習はこういう風にきっちりやってほしい」というような、本には書ききれないことってやっぱりあります。そういう本当は大事なんだけど紙面の都合で(または不適切なので…)書ききれなかったことなんかも織り交ぜながら、鬼ヘンメソッドの取扱い注意事項(?)について解説します。

 

2. 鬼の音読クリニック

参加者の皆さんの音読を講師が個別に聞かせてもらい、こうしたらもっと良くなるというポイントをフィードバックします。このセッションにはちょっとした工夫があって、講師3人は発音に関する別々のポイント(病院で言うところの診療科)を担当し、それに特化した診察をします。この分業体制を取ることで、例えば「音読すると音声の速さに付いていけない」というような漠然とした問題意識をお持ちの患者さんに対し、ピンポイントで問題点についての気付きを与えることができます。東京セミナーでは参加者の皆さんが非常に集中してこのセッションに取り組まれていたので、時間があっという間に過ぎて、少し延長したくらいです。終了後のアンケートでも、この音読指導がとてもためになったという意見をたくさんいただきました。

 

3. 鬼問題で解答力アップトレーニング

TOEIC Part 3&4形式の問題を解くというコーナーも用意しています。ただし、普通の問題ではありません。「鬼問題」です。詳細は当日明らかにすることにしますが、通常の問題よりもちょっと(かなり?)負荷を高めた問題にトライしてもらいます。これらの問題を解こうとする時は、ある聞き方をすることを強制させるように感じるかもしれません。もしかしたら、それはいつも自分がTOEICの問題を解く時の聞き方と大きく異なるかもしれません。本番で楽に問題を解くためには、練習でどういう苦労を積んでおくべきかということを暗示的にお伝えします(はっきり言わんかい!)。

 

4. ドラマチック音読シアター

最後はもう一度みんなで音読してセミナーは終了となります。でも、今度は「ドラマチック」な音読に挑戦していただきます。ドラマチック音読の効用については、『鬼ヘン』でも解説していますが、要するに会話の場面や人物の気持ちがイメージできていないような音読では、学習効果が半減しまっせということです。チコちゃん風に言うと「ボーっと音読してんじゃねーよ!」ですかね。ま、叱られはしませんが、いつもよりかなり深掘りしてスクリプトに接してもらうことになるでしょう。

 

さあ、ここまで思っていた以上に詳しくセミナーの全貌について書いてしまいましたが、私のイメージトレーニングにもなったのでよかったです。参加申し込み枠はあと数名と聞いていますが、ご興味のある方はぜひ、

来れたら来てや〜。

 

鬼ヘン リスニング&音読ワークショップ こくちーず

2月はTOEIC L&R公開テストが実施されない月なので、次回の受験までには2ヵ月ほど間が空きます。毎月受験の慣れというのは怖いもので、この2ヵ月がとても長く感じられます(禁断症状が出たりということはありませんが)。

 

ところで、皆さんはTOEICの受験が辛いですか。私は2時間のテストがまったく苦ではなく、テスト終了後にもう1セットおかわりしても全然大丈夫なくらいです。また、意図的にそう感じるように工夫しています。多くの受験者は最後までスタミナが保たなかったり、途中で心が折れてしまったりするそうなので、私は大きなアドバンテージを持った状態で受験していることになります。

 

TOEICの問題を楽に解くためには、あるテクニックを使うことをお勧めします。それは「TOEICを楽しむこと」です。200問すべてをめっちゃ楽しく解くことは難しいですが、いくつかのポイントを押さえることで、かなり多くの問題を面白いと感じることができます。

 

面白くないものを無理して読んだり聞いたりするのと、面白くてどんどん先に進みたいというのとでは大違いです。そして、その差は解答スピードはもちろんのこと、リテンション(読んだり聞いたりした内容を頭に保持すること)にも影響します。

 

もちろん、ある程度の英語力がベースにないと楽しめないということはあるでしょう。しかし、【楽しい→吸収力が高まる→英語力が高まる→もっと理解できて、もっと楽しくなる】という好循環を生むために、楽しむ力は英語力と並行して身につけるべき重要かつ基礎的なスキルだと言えます。

 

そんな「TOEICを楽しむ方法」について考えるセミナーを、3月17日(土)T'z英語ラウンジで開催します。一緒にわろてんか®!

 

TOEICを10倍楽しむ方法