『誰がススメているか?が大事』
祝日の昨日、暇だったので、近所の人気店探検に行ってみました。
ツイッターで、「I love xx駅」みたいなコミュニティがあって、
そこに投稿されてた”カヌレ”の店。
インスタで店名検索すると、土日祝しかやってない。
しかも13時から予約開始
「13時からノートに名前を書く。そして販売開始が13:30。
13時前に並んだらダメ。予約客優先で、余ってたら、14時以降からフリー客に販売する」
みたいなルール。
めんどくさいなあ。
と、思いつつ、フリー客枠で行ってみた。近いので、なければそれでもいいや、と散歩感覚。
到着したら、店前に5名ほどの列。少なかったので並んだ。で、無事にゲット。
小さなカヌレは1個300円。安くはない。2個かった。
で、食べてみたら、まあ、うん、普通に美味しい。
カヌレ大好き!って人も少ないと思うので、みんなの感想もこんなもんだと思う。
また行くか、となると、それはないな。
あの面倒なルールを乗り越えて、あの価格で、また食べたいとは全然思わない。
それよりも、近所にある絶対に行列ができない、
おじいちゃんがストーブの前で店番してるようなレトロな和菓子屋さんの
団子のほうが、はるかに美味しかった。1個120円だし。
そういえば、先日もやはりこの「I love xx駅」の投稿につられて、
おススメのラーメン屋に行ったけど、ここも「うーん」って感じだった。
やっぱり、私が知ってる近所の醤油ラーメンのほうがはるかに美味しい。
一杯500円だし。
で、思ったのは、ツイッターのコミュニティのような公の場所で
「最高!」「めちゃうま!」
とか投稿している人たちって、どちらかというと若い世代なわけで、
そういう人のいう「最高」って、彼らの限られた経験値の中での最高なんだろうな、と。
本当に美味しいものを知っている世代の人って、
不特定多数のコミュニティにわざわざ投稿しないだろうし、
地元の美味しい店は、インスタ見てくるような一過性の客ではなく、
地元の人に長く愛されている。商売は下手かもしれないけど。
新しい店探しは楽しいので、たまにはこういう探索もいいけど、
「誰が美味しいと言っているのか?」は大事だなと思った。