ニニョスへ来た親子
みなさまこんにちは
今回は、現在ニニョスで生活しているある親子についてお伝えしたいと思います。
ニニョスでは、さまざまな病気を患ってしまった子どもたちに対して、
医療支援プログラムを行っています。
体力の関係ですぐに手術ができないと判断された子どもに対しては
食事を提供したり、遠方から来た子どもに対しては施設で宿泊させてあげたり、
ニニョスでは手術に関わるほとんどのケアをしています。
そして、先日まで手話やライブリーフッドを教えにミンドロというところまで
ニニョススタッフが単身赴任していたのですが、
そこで病気を抱えているかもしれない
ある子どもたちをニニョスへ連れて帰ってきました。
真ん中がお母さんで、二人の子どもを連れてニニョスへやってきました
二人ともとても可愛い子で、初対面の私にも笑顔で話しかけてきてくれました
しかし、左の女の子は上手に歩くことができません。
足というより、体全体がうまく動いていませんでした。
右のお姉ちゃんは、うまく会話ができません。耳と口がうまく使えないというより、脳に何か障がいがあるようでした。
ただ、お母さんは子どもたちが生まれてから1度も病院で診てもらったことが
ないようで、いくつかあり得る病気をあげても、まったく納得していませんでした。
もちろん、ニニョススタッフも医者ではないので、
あくまでも可能性のある病気をあげていただけですが。。。
彼女たちは、今週病院で診察してもらうようですが、
無事に診察が終わり治療を行えるといいです
このようにニニョスでは、
センターで暮らしている子どもたち以外にも、
毎回初めて会う子どもや家族がたくさんいます。
そして、次に私がニニョスへ行くときにはもういないです。
子どもたちにとって、
早く病院で治療して、早く家に戻ることが一番良いんですけどね
今回紹介した家族も、ミンドロに戻れば他の兄弟やお父さんも待っているので、
早く治して帰れるようになるといいなと思いました
それでは、また明日もブログを更新しようと思います
みなさんにお伝えしたいことはまだまだたくさんありますよー
フィリピン事務局
赤石ユイ