マニラの渋滞事情

普段マニラでは自分で運転しているのですが、最近はラッシュアワーでなくても10キロの距離で1時間半かかることが普通になりつつあります。

朝のラッシュアワーでは電車に乗るまでに1時間半並ぶのが見慣れた光景。バスやジプニーの移動手段もありますが、さらに時間が読めなくなってしまいます。

他のNPOのツアーでは空港付近があまりにも渋滞し、飛行機に間に合わなかった事例もありました。

渋滞が無ければ1日に3件入れられる打ち合わせも、マニラでは1～2件。企業の場合は大きく生産効率が落ちてしまいます。

ナンバープレートの末尾によって車が使えない曜日が決まっているので(1と2は月曜、3と4は火曜という感じ)、25%の車は常に使えないのですが。。。

現在、日本でいう首都高の整備が進んでいます。またJICAの協力で地下鉄が整備されることになったのですが、洪水対策も含めて前途多難。

高い経済成長、人口成長のアドバンテージを活かす事が出来ないのはフィリピンの貧困削減にとっても大きなマイナスです。