随分とひさしぶりにバイク乗りました。 | せからしか!

随分とひさしぶりにバイク乗りました。

実際にまたがって走ったのは1年ぶりくらいじゃなかろうか?


たまにエンジンだけはかけてみてたんですが、今年の春頃とうとうバッテリーがオシャカになり、なんともう半年いじょうまくってました。(放っておいたという事です。)


新しいバッテリー(これが、バイク用は自分で電解液を調整して入れなければなりません。結構面倒。)を装着。チョーク(自動車にはもうなくなりましたね。)を引いて恐る恐るスタートボタンを押します。


なんとびっくり!一発でエンジン始動です。


僕のバイクはちょいとクセがありまして。しばらくアイドリングさせて水温計の針が動かないと走行ができないのです。アクセル開いただけでエンジン停止してしまう。


しかし、昔の高性能車はこのくらい当たり前でした。初代のスカイラインGT-Rなぞエンジンの機嫌をとるのが大変だったのです。ソレックスツインキャブレーター仕様の高性能エンジンを積んだセリカ、トレノ、レビン、等のトヨタのGTもいっしょ。日産のSUツインキャブのブルーバードSSSやバイオレットなんかもエンジンが暖まらないとまともに走れませんでした。


しかし、今や自動車のエンジンは全てコンピューター制御。始動時から暖気後まで常に同じ状態を保つようにコントロールされてるわけです。


ここで問題があるのです。運転する人はどの車に乗っても同じように操作すれば同じように動くと思ってます。


車に応じて、自分の操作法を勉強したりしません。多分腕に覚えのあるドライバーのうち、昔の高性能車に乗ってまともに操作できる人はそういないと思いますよ。(運転ではなく、エンジンの扱いです。)


などという事を自分のバイクを始動させていつも考えてます。


今日は珍しく、ちょいと、遠乗りしてみました。



カワサキ


若い頃みたいに、コーナーでステップ擦りながらそのままコケルなんて離れ業(昔のブログを参照してください。)はできないんでおとなしいツーリングでした。


全然走らせてないのに調子は上々でした。いや~ほんま。ブランクを感じさせないその走り。


速いですよ、何しろ今や人気の無くなったクウォーターバイクですが(250cc)当時としては自主規制枠一杯の55馬力です。始動時の不機嫌さもわかろうというものです。


今は若い女性でも、自動車学校で大型バイクの免許取ってハーレーとか乗るご時勢です。


しかし、実際問題として日本の道路走る時はハーレーとかの大排気量の気筒の少ないバイクよりは国産の小排気量のクウォーターバイクのほうが向いてるんですよね。


やっぱすごいですね。世の中の移り変わりというのは。


僕らが23~24歳ころは、経済的で性能もいいってんで日本中、クウォーターバイク・ブームだったんですがね。


いまや、ええ歳のおじさんたちまで大型のオートマ限定(いわゆる650ccとかのスクーターです。)の免許を取りに自動車学校通ってる時代です。しかし、2輪車の基本的な乗り方も知らない年配のおじさんがスクーターをひっくり返してるシーンを自動車学校で目撃してしまった親父は大変、複雑な気持ちです。


自分が車(特に大型車)を運転してる時は、おっちゃんの運転する大型スクーターには近づかんとこうってね。