熊野神宮速玉神社さんを後にし
路線バスで一路80分、本宮大社に向かいます。
熊野川沿いに山間に上っていく途中、
道路の修復作業の様子が見えました。
2011年に発生した紀伊半島・熊野川水害の復旧工事かと思われます。
私のようにこの地に親類知人がいない者にとっては
実際に来てみないと知ることのない風景です。
80分ほどバスに揺られ、本宮大社前で下車。
さらに80分後、本宮大社から発心門王子(ほっしんもんおうじ)にバスで移動。
発心門王子から本宮大社までの熊野古道約6キロを歩いて参拝します。
このコースは熊野古道のほんの一部分ですが、
日帰りで古道を散策するのにちょうどいい2時間弱の道のりです。
ちなみに王子とは祠を意味するもので、熊野古道には多数の王子が存在します。
古道と言っても、舗装された道もあります。
未舗装の道を辿ろうとすると、道に迷うこともあります。
杖や彫刻が売られています。
林道に入りました。
ここから林道に入ります。
古道に入ってからずっと、ヒノキの香りが漂っています。
発心門王子から約1.7km、水呑王子に着きました。
ここから先は山道です。
気温は高いものの、木々が日差しを遮っており風が心地よいです。
歩いているのは私だけです。
果無山脈(はてなしさんみゃく)の眺め
つづく