夕暮れの祭囃子 | とろとろひとりごと

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東京から高知、そして愛知へと流れてきましたヽ(ΦωΦ)ノ
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いろいろテキトーなことを綴っているブログです(笑)

夕暮れ時、

セミの鳴き声に混じって、

どこからともなく聞こえてくる、

祭囃子。


そのシチュエーションは、

子供の頃は、そらぁ、ワクワクしたものでした。

うちの近所で毎年やっているお祭り。

緑道沿いには屋台がならび、

スーパーボールだの、水風船だの、

たこやきにチョコバナナ…は嫌いだったけど。


今年もやってたかなぁ~


夜風に乗って、祭囃子が聞こえたような気がしたから、

やってたんだろうなぁ…


でも、子供の頃は楽しかったけど、

今はあまり好きではない。


祭りのあとに感じる虚しさ。

楽しい事のあとにくる虚無感。

そんなものを、夕暮れの祭囃子を聴いただけで、

先に感じてしまうからだ。


祭囃子の醸し出す、わびしさ。

そんなものばかりが先に来る。


今日は隅田川の花火大会。

そして以前住んでいた町でも花火大会。


花火もあまり好きではない。


感覚はお祭りと一緒。


一瞬で散ってしまう花火。

美しく、儚い。

風情がある。情緒がある。

日本の文化である。


そこはかとない侘しさが、

常に付きまとっているように感じる。