数日前旦那と息子の事で衝突した後、私はまず日本に住む姉と話したが、
「まぁ、これに関しては、私はあんたとまったく同じ考えやしなぁ」
と言われた事にものすごく心が癒えるのを感じた。
そしてブログでもらったコメントとメッセージも、
「あぁ、やっぱ、こんだけ『ええやん別に』って思ってる人がいるんや」
と、すごく心強かった。
それで調子にのった自分は、数日間冷戦状態にあった旦那に、
姉と話した事、そしてブログで色んなコメントとメッセージをもらった事をかなり強気になってに言ってみる。
「私、やっぱり別に旦那に無理に合わせる必要ないかもって思えて来て」
パソコンで作業をしていた旦那、こっちには背を向けたまま、まず、「・・・それって僕の事勝手にブログに書いたん」と咎める。
その通りだからそこはとりあえず謝り、引き続き書くかもしれないとお断りも入れる。
その後少しの沈黙が続き、やはりパソコンから目を離さず、旦那が
「で?」
と言う。
私「え?」
旦那「で、なんて?コメントは。」
私「え、知りたいの?私の意見には耳傾けへんかったのに、赤の他人(←コメントくださった人に失礼・・・)の言う事は知りたいん?」
旦那「受け入れるとは言ってへんけど、別に言いたいんやったら聞くで」
ちょっと動揺する。
そして、とりあえずスマホを見ながら、もらったメッセージとコメントの内容を、ひとつひとつ旦那に伝える。
たまに「それは違う」と軽く反論したものの、割と最後まで聞いてくれた。
・・・正直、どう旦那の態度をとらえていいのか分からない程、想定外な事で驚いた。
そしてそこからまぁ端折って言うと、まず、私がおそらく一番傷ついていたであろう
「女装」「ふざけて」
発言を撤回してくれた・・・
と言うか、旦那の言い分としては、
私が言わせたらしい。
旦那「だって、急に、『ほないつやったらヘアバンドしていいん』とか聞くやん!」
私「うん。」
旦那「そんなん僕知らんやん!」
私「え!そんなん、知らんのやったら、知らんって言えばいいやん!考える時間ちょうだいって言えば!!」
旦那「そんなん言わせる余裕くれてへんやん!せかすから僕は適当にアホな事を言ってん!!」
私(・・・えぇ・・・・・・)
つい最近ブログで、旦那がその場しのぎで適当な発言をする類の人だと書いたところだった・・・
やっぱり、そういう人、苦手やわぁ・・・
ほんと、意味わからへん・・・
でも、これは、そういう人なんだと受け入れるしかない。
何より、「アホな事」と認めてくれてどんなに嬉しかったか。
そして、また端折ってその後の話をすると、先日、旦那の了承のもと、息子はハーフツインでお出かけをした・・・・
・・・・
ほんと、この数週間で何があってん!!って感じだが。
頂いたコメントとメッセージのパンチが効いたんだろうかと、本当に思う。
家族で出かける前、ハーフツインの妹と同じ髪型が良かったと泣き始めた息子。
・・・来た!と内心思った。
瞬時に小声で「これは有りか無しかどっちなん」と聞くと、「いや、別に僕はかまわへんで」と答える旦那。
驚いたが(正直、マスタード色のヘアバンドよりハーフツインの方がよほどハードルが高いと思う)、
ささっと、息子には女の子に間違われる可能性がある事を忠告しながら、髪をハーフツインにしてあげる。
(行先が幼稚園ではなかったのが大きかったのかも)
鏡で仕上がりをみて満足そうな笑みを見せる息子。
・・・そこから、頑張っても何も書けないくらい、何もなかったのだが。
息子はその瞬間嬉しそうにしたが、それ以降は自分の髪型は忘れた模様。
(幼稚園にブレスレットとしてつけていったヘアバンドも、登園後はいっさい存在を忘れていたらしい)
女の子にはもちろん間違われたけど、それは正直毎度の事。
そしてあれ以来、またハーフツインにしてとは頼まれていない。
・・・・あぁ、なんてスムーズ。
これはもはや、頂いたメッセージとコメントがつないでくれた平和だと思っている。
本当に感謝しかない・・・。
ちなみに前回書いた通り、
ブログは放置しがちな私としては、めっちゃ時差で承認するのもなんか悪いなぁと思い、
いっそコメント欄閉じようかともたまに思ってたのだが。
実は、ブログを書き始める前、誰かのブログのコメント欄で嫌な気分になった事がある。
誰のブログかも内容も覚えていないが、フランスについてまったく見当違いの事を書いている人がいた。
フランスに対して批判的な内容だったが、完全にその人の勘違いに基づいた批判で、
コメントは書いた事はなかったがこれは言わなきゃと思ったのを覚えている。
(内容は忘れたが、勘違いを解消すればフランス人に対する怒りもおさまるんじゃないかと思わせる物だった)
それが、いざ書こうとすると、コメント欄が閉じられていた。
その時、私は少なかれカチンときたのを覚えている。
間違った情報を発信するが、反論はいっさい許さないというスタンスに、少し、腹が立った。
もちろん、コメント受けつけないのはその人の自由だし、単に『ただの日記なんで』とコメントを受け付けないのもよく分かるが。
それでもその思い出があって、どこかで、「私もそう思うねん!」とか逆に「それちゃうやろ」と思う人がいれば、それは言える場であってほしい、と思う気持ちが残っていた。
そして今回、海外在住の日本人にも、日本にいる日本人にも色々温かいメッセージやコメントをもらい、本当にありがたく感じた。
と言うか、それあっての急展開だったと思うし、コメントがこんな効果を発揮するものだとは想定していなかった。
また急に面倒くさくなって閉じる可能性はあるが。
だから、まぁ、なんというか、
・・・ありがとうございました!
ちなみにそんなハーフツインの子供達。