今この瞬間の唯一感 | 52歳で実践アーリーリタイア

52歳で実践アーリーリタイア

52歳で早期退職し、自分の興味あることについて、過去に考えたことを現代に振り返って検証し、今思ったことを未来で検証するため、ここに書き留めています。

地球の歴史や進化論を勉強している。

改めて思うのは、今この瞬間のありようの限りなく低い確率だ。

大いなる偶然の無限大の組み合わせや選択の結果として生まれている今この瞬間。

そして、今この瞬間も刻々と先に進んでいく。

137億年前に宇宙が生まれ、50億年前に太陽系が生まれ、46億年前に地球が生まれ、多分35億年前(諸説あり)に生命が生まれ、2億3,000万年前に哺乳類が生まれ、700万年前にヒト族が生まれ、180万年前にホモ・サピエンスが生まれ、?年前に今生きている私たちが生まれた。

生物の多様性が大事と今は言われていますが、実はこれまで誕生した生物の種は既に99.97%が絶滅しており、現状残っている生物種は0.03%に過ぎない(「進化の教科書」より)。そして今後も生命の誕生しては絶滅の繰り返しが続いていく。そして10万年後までには大噴火が起きて地球は長期間闇に包まれ、大量絶滅の時代がやってくるかもしれない。少なくとも10億年後は海がなくなり、地球は生命が生きられない環境になる。更に40億年ぐらいで地球も消滅すると言われている。

私の人生も、生まれてからこのかた限りなく続く偶然と自分の選択の結果としてのこの瞬間が生まれている。

今後も続いていく唯一無二なるこの瞬間の連続。しかしその瞬間そのものが自分の全てであって何者でもない。

こうやってみれば限りなくありえない確率の結果としての自分のこの瞬間かもしれないが、自分があくまで生きている世界その全ては、この自分の瞬間瞬間。

何とも不思議なこの世界です。