シャント血管への同一部位穿刺しすぎるとどうなるか①ブログお休み中に急に相談を受けた患者様です。透析歴は17年。左手は内シャントが作成し尽くされて、現在は右手のシャントとなっております。もともと穿刺範囲が狭く、何度も同じところを刺し続けたため穿刺部位がごらんのようになっていました。指先側から動脈穿刺部、静脈側穿刺部となっており、どちらもアリ塚のように盛り上がってしまいました。それだけなら(まだ)いいのですが、しかも動脈側の穿刺部位に感染を併発し、アリ塚状になった血管の壁に穴があいて今にも出血しそうになっておりました。やむを得ず、緊急手術です。